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[ホーチミン証取]
ビンファスト、年内にインドでショールーム32店舗を展開

[2025/07/15 14:57 JST更新]

 地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の電気自動車(EV)メーカーであるビンファスト(VinFast)はこのほど、インド市場への進出を加速させるべく、同国の大手ディーラー13社と業務提携を結んだ。同社は2025年末までに、インド国内でショールーム32店舗の展開を目指している。

 ショールームを開設するのは、◇デリー、◇チェンナイ、◇ベンガルール、◇ハイデラバード、◇プネー、◇ジャイプル、◇コルカタなどを含むインド全国の27都市。ディーラー網は、販売・サービス・純正部品の提供を一体化した3Sショールーム(セールス・サービス・サポート)モデルで構築され、顧客への包括的なサービス提供を目指す。

 さらに、同社はインドの大手ロードサービス・カスタマーサポート事業者であるグローバルアシュア(Global Assure)と提携し、24時間対応のロードサービスを提供する。

 このほか、インド最大級の自動車アフターマーケットサービス企業であるマイTVS(myTVS)および同国大手のEV充電・アフターサービス事業者であるロードグリッド(RoadGrid)と協力して充電ステーション網を整備し、バットエックス・エナジーズ(BatX Energies)との協力による高電圧バッテリーのリサイクルにも取り組む。

 また、インド南部タミル・ナードゥ州トゥーットゥックディに建設中の工場も稼働に向けて急ピッチで工事が進められている。同工場では、現地生産によるコスト最適化と需要への迅速な対応を図る。

 ビンファストは7月15日からインド市場でスポーツ用多目的車(SUV)の「VF 6」および「VF 7」の予約受付を開始する予定で、アジア市場における有力EVブランドとしての地位確立を目指す。

[Bnews 11:22 13/07/2025]


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