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[市場概況]
06/02:VNインデックス6日続落、銀行やエネルギー株が重し
[2026/06/02 18:53 JST更新]
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6月2日のベトナム株式市場は、ホーチミン証券取引所(HSX)のVNインデックスが続落した一方、ハノイ証券取引所(HNX)のHNXインデックスは続伸し、市場ごとに明暗が分かれた。銀行業界の流動性逼迫による金利の高止まりが市場の重しとなる中、銀行やエネルギー関連株への売り圧力が強まり、VNインデックスを押し下げた。
VNインデックス続落、銀行やエネルギー株が重しに
HSXのVNインデックスは前営業日比▲18.07ポイント(▲0.98%)下落し、1826.47ポイントで引けた。HSXの売買代金は19兆4862億VND(約1180億円)と前日から増加したものの、市場全体では下落銘柄数が上昇銘柄数を大きく上回った。
セクター別に見ると、銀行セクターが▲1.16%と軟調な推移となり、ベトコムバンク[VCB]、ベトナム投資開発銀行[BID]、ヴィエティンバンク[CTG]などが下落した。また、エネルギー関連株に対する売り圧力も強く、同セクターは▲2.65%となり、ペトロベトナム製油石化[BSR]、ペトロリメックス[PLX]、ペトロベトナム・テクニカル・サービス[PVS]などが軒並み値を下げた。一方で、FPT情報通信[FPT]を中心とするソフトウェア関連株が+2.61%、バオベトグループ[BVH]などの保険関連株が+1.82%と買いが入り、相場を下支えした。
海外投資家は全市場で約5640億VND(約34億円)の売り越しとなった。個別では、ホアファットグループ[HPG]やHDバンク[HDB]が大きく売り越された半面、FPT情報通信[FPT]やビンホームズ[VHM]などが買い越された。
HNXインデックスは続伸、明暗分かれる
ハノイ証券取引所(HNX)のHNXインデックスは前営業日比+9.61ポイント(+3.15%)上昇し、314.79ポイントと続伸した。HNXの売買代金は9938億VND(約60億円)だった。HSXで売りが先行する中、HNXでは引き続き一部の銘柄に資金が流入し、指数を牽引した。
今後の見通しと市場動向
証券会社の専門家は、VNインデックスが1900から1950ポイントの強力な抵抗線を突破できず、テクニカルな調整局面に入っていると指摘している。銀行業界の流動性逼迫による金利上昇懸念や、海外投資家の継続的な売り越しが投資家心理の重しとなっており、6月前半にかけて調整が続く可能性がある。ただし、この調整局面は4~6月の好決算が期待される業績面で底堅い銘柄を押し目買いする機会になるとの見方も出ている。
ここ数日の市場動向を振り返ると、VNインデックスは買い材料が乏しい中で大型株の売り圧力が継続しており、下落トレンドから抜け出せていない。テクニカル面では1800から1850ポイント付近が下値支持線として意識されているものの、資金流入の改善が見られない限り、市場の本格的な回復は難しいと見込まれる。
[ベト株ドットコム 06月02日]
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