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[ホーチミン証取]
FPT、日本精機のポーランド事業を承継 欧州の開発体制強化

[2026/09/03 16:58 JST更新]

 ベトナムのIT最大手であるFPT情報通信[FPT](FPT Corporation)傘下のFPTソフトウェア(FPT Software)の日本法人であるFPTジャパンホールディングス株式会社(東京都港区)と、日本精機株式会社(新潟県長岡市)は、車載製品関連ソフトウェアなどの設計・開発業務における協業強化を目的として、業務提携基本契約を締結した。

 FPTグループと日本精機は2023年7月に戦略的協業に関する覚書(MOU)を締結し、ベトナムでの大規模オフショア開発センター(ODC)の設立・運営などを通じて長期的な協力関係と強固な信頼関係を構築してきた。

 1日には、日本精機の欧州現地法人である日本精機ヨーロッパ(Nippon Seiki (Europe)=NSEU)と、FPTグループが新たに設立したポーランド法人であるFPTポーランド(FPT Poland)が事業譲渡契約を締結した。

 これにより、NSEUのポーランドの設計・開発組織を、FPTポーランドが承継することになる。両社は、協業領域を日本やベトナムから欧州へと拡大し、欧州における開発リソースと顧客対応力を強化するとともに、グローバルな開発・運用体制の高度化を図り、品質向上と競争力強化を目指す。

 今後は、日本精機が強みを持つヘッドアップディスプレイ(HUD)製品や組み込みソフトウェア開発、システム設計、検証および品質保証などの領域で協力を拡大する。

 日本精機はソフトウェア定義型自動車(SDV)時代を見据えたソフトウェア領域への投資と人材育成を推進し、FPTは人工知能(AI)やクラウドなどの先端技術を活用して自動車業界の変革を支え、新たな価値創出に取り組んでいく。

 なお、FPTポーランドは、今回の事業承継を受けて7月に設立された。FPTグループの欧州向けソフトウェア開発エンジニアリング拠点として、自動車向けソフトウェア開発、組み込みソフトウェアエンジニアリング、システム設計などを手掛けていく。

 FPTポーランドの資本金は400万ズウォティ(約1億6900万円)で、FPTジャパンホールディングスが99.9975%、FPTソフトウェアジャパン株式会社(東京都港区)が0.0025%を出資している。

[2026年9月2日 FPTジャパンホールディングス株式会社ニュースリリース]


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