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ベト株ニュース - セレクト

HSBC、現在は購入を拡大しない方が良い(1)

[2008/02/21 JST更新]

 先日香港上海銀行(HSBC)はベトナム経済、及び金融・証券市場の状況や展望についてコメントする最新レポートを発表した。HSBCの専門家は、これまでのVNインデックスの下落は、全く国内市場の要素に起因したものであると強調している。

1) 海外市場からの影響は限定的

 ベトナム証券市場は、それまでの長い調整局面が2008年1月に入っても続き、VNインデックスは更に9%程度下落した。現在、VNインデックスは去年3月に達したピークと比較すると、28%以上低迷している。多くの人は、この下落の1つの原因として、最近の世界証券市場の低迷による影響を挙げているが、HSBCの専門家はこれが正しくないことを指摘している。

 理由は、海外投資家がベトナム株の購入を継続していたことだとしている。ここ3ヶ月間、海外投資家の買い代金は2億1,100万ドルに達している。一方、アジア地域(日本以外)の証券市場における外国人投資家の売り代金は、220億ドルに上っている。今年1月の21営業日のうち、海外投資家が売越した営業日は僅か8日のみであった。つまり大きく売りを入れていたのは国内投資家だったのである。これは、アジア地域の他の市場で起きていたこととは、全く反対の現象だった。

 また、ピークの時期がずれていたことも世界の市場との連動性が強くないことの証として取り上げられている。ベトナム証券市場は去年の3月にピークに達したが、アジア地域の他の市場は去年の10月にピークを迎えていたからである。

(2)に続く