ベトナムの縫製紡績業は2008年の大きなチャレンジに直面している。商工省とベトナム縫製紡績協会(VITAS)は、アメリカのベトナム製繊維製品監督制度が依然存在し、ヨーロッパは中国に対する輸入割当を撤廃し、日本も東南アジアの6カ国(シンガポール、マレーシア、インドネシア、タイとブルネイ)と繊維製品の2工程制度の原産地基準について合意したことは、ベトナムの縫製紡績企業にとって、より大きな圧力となると見ている。
一方、アメリカとヨーロッパはWTO枠組みの中で、維製製品や靴製品に対する商標の規定について提言を行っているため、ベトナム企業も生産戦略を早めに定めていかなければ、失うものは少なくない。
こうした困難さの中でも、縫製紡績業は2008年度の輸出金額を95億ドルとし、2007年度比21.8%増、という目標を立てている。商工省によると、現在ベトナムの縫製紡績業の平均成長率は年間20%に達しているため、この目標も遠大なものではない。
ベトナムの縫製紡績業にとって2008年は困難な年であるが、ブイ・スァン・クー副大臣は生産輸出活動についての目標を達成すれば、縫製紡績業は石油産業(2008年の輸出金額は90億ドルという予想)を越え、ベトナムの主力的な輸出産業となる可能性は充分にあると語った。
※ ベトナム縫製紡績業の2008年度計画
・ 輸出金額は95億ドル、前年比21.8%増(うち、アメリカへの輸出金額:53~55億ドル、ヨーロッパへの輸出金額:16~18億ドル、日本への輸出金額:8億ドル)
・ 糸生産高:10万トン、前年比8.7%増
・ 生地の生産高:6億8,300万平米、前年比9.1%増
・ ニット製品:1億8,850万製品、前年比8.1%増
・ 縫製品:15億9,100万製品、前年比16.6%増
*関連ニュース:縫製紡績業、高成長も低利益率(1)
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