証券市場と同じ、もし不動産市場にもインデックスがあれば政府はそれを見て市場を引き上げようとしているのか、それとも熱を冷まそうとしているのか、分かるだろう。
記者会見に際して、ベトナム建設協会のファム・シー・リエム副会長(元建設省副大臣)は、もし政府の市場監督を支援するために、不動産市場のインデックスを証券市場のように作成していれば、不動産価格はこれまでのような変動は見せなかっただろう、と語った。
1) インデックスを元に管理する
現在、ファム・シー・リエム副会長は、学者と共に不動産市場のインデックスを作成するという考えを共有している。
副会長によれば、不動産インデックスは先行き、同行と遅れという3つの指数を含むという。「「中長期見通し」インデックスは不動産市場が上昇するか下落するかということを予想します。「市況」インデックスは市場がどのレベルで推移しているか?ということを表します。「足取り」インデックスは第2指数を通して、市場が続伸しているのか?止まっているのか?それとも下落しているのか?ということを知らせるものになるでしょう。」
この指数は証券市場のインデックスと同様、ホーチミン市にはホーチミン市のインデックス、ハノイと他の省にもそれぞれ別のインデックスを作る。そして地方別のインデックスを全国インデックスにまとめて全体傾向が上昇するか?下落するか?ということを把握できるようにする。不動産インデックスはマクロ的な役割を果たし、具体的な事業へ直接影響を与えることが想定されている。
これを通して政府と管理当局は市況を把握し、市場を引き上げるのか?熱を冷ますのか?という決定を出すことができるようになる。インデックスが上昇し、資本が必要になれば、銀行は資本を準備すべきだろう。またその時政府は土地の供給を拡大し、逆にインデックスが横ばい或いは下落している時は、政府は土地の供給を縮小する。
一方、不動産インデックスは不動産バブルを評価するための基礎にもなる。現在、不動産市場が過熱しているが、いくつかの事業が例とされているだけであり、全体市場を評価・調整する基盤を持ちえていない。
リエム会長は、不動産市場が発展している他国では、不動産インデックスを使って、成果を上げていると指摘した。銀行にとっても不動産インデックスは非常に大切なものとなる。銀行はこのインデックスを通して、投資主や顧客への貸付を調達するためには、市場が下落か?それとも上昇か?ということを知っておく必要があるからである。
(2)に続く
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