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ベト株ニュース - 市場概況

  
  

HSBCレポート、「買い時は今だ!」 完全無料ニュース

[2007/09/03 16:28 JST更新]

 香港上海銀行(HSBC)は、ベトナムの経済、金融市場と証券市場についての最新レポートを29日に公開した。このレポートでHSBCの専門家は、現時点で投資家はベトナム株を買うべきだとアドバイスしている。2007年1月末時点で、HSBCの専門家は今年末にVNインデックスが900ポイントで止まると予想し、現在までその予想を変更していない。3月のピークから25%下落した後、VNインデックスはHSBCが予想したレベルで止まっており、ベトナム株は再び魅力的になっている。
 ベトナム経済は急速に発展しており、第2四半期の成長率が8.1%に達した。現時点までで今年の海外直接投資は67億ドルに達している(前年同期は28億ドル)。輸出の成長率も19%に達した。
 一方、上場企業の利益成長率もかなり良かった。時価総額上位12社(ブルーチップ銘柄)の今年度上半期の利益成長率が83%に達し、そのうち利益が2倍、3倍増加した企業も多くある。しかし、実際にはこの利益の急増は資産運用活動から生み出た利益の急増による。例えば、ビナミルク(銘柄コード:VNM)の場合では、資産運用活動の利益を除外すれば、利益の成長率は36%ではなく、23%でしかなかった。また、多くの企業が新株発行を行ったため、EPS成長率は利益成長率に比べて非常に低かった。とは言っても、今年度上半期のEPSは前年同期比35%増加したのだ。ベトナムにおけるファンド運用会社は、今年のEPS成長率が22~25%、来年は15~20%に達するという共通の考えを持っている。一方、インド企業のEPS成長率はそれぞれ9%と20%、中国企業は15%と19%、マレーシア企業は19%と11%などと予想されている。こうしてみると、ベトナム企業のEPS成長率はかなり魅力的といえそうだ。
 ベトナム証券市場の株価は実質価値に近い値まで戻ってきた。3月のピークの時期に、2006年度利益に基づいて計算されるPERは37であったが、現在この指数は31である(VNインデックスが900ポイント時)。もし、今年のEPS成長率が25%、来年は15%と仮定すれば、2008年のPERは20となる。
 現在の株価が割安ではないにもかかわらず、HSBCの専門家は急速に発展する見込みがあるベトナム市場には、現在の株価が実質価値に近いと見ているようだ。2008年末にはVNインデックスが1,100ポイントに達する可能性が高いという。
 現時点まで、ベトナム市場は最近起きた世界の証券市場の危機からあまり影響を受けていない。現在ベトナム証券市場に流れている外貨の大部分は、売却予定のない国内ファンドから投入されている。7月に海外投資家は一部売り出したが、全般的に海外投資家は買越している(7月の買越金額は5,200万ドル、8月の買越金額は5,500万ドル)。
 多くのファンドはまだ資本を保有し、下半期に行われるIPOを待っている。HSBCの専門家は現在まだ投入されていない資本が約30億ドルに上ると予想している。国際ファンドが実質価値と評価するレベルである900ポイントまでVNインデックスが下落する度に、これらの資本が市場へ投入されている。
 しかし、もし今後世界の証券市場が継続して変動すれば、ベトナム証券市場もある程度の影響を受けるはずだ。国内経済を見てもインフレ率が続伸し、7月の物価指数が前年同期比8.6%増加していることを考えると、財政政策が更に引き締められる可能性が高いと言えるだろう。
 それでも、今後のIPOの成功が市場を回復させる要素になるだろう。ベトナム政府はIPOを連続的に行えば供給が大幅増加し、需要を大きく上回ると心配しているが、HSBCの専門家はこの考えには賛成していない。供給があれば需要が出るものだとコメントしている。というのも、そうなれば海外投資銀行が海外投資家のベトナム株への資本投入をサポートすることになるからだという。

(終)


  
  
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