ハノイビール・アルコール飲料総公社(Tong cong ty Bia-Ruou-Nuoc giai khat Ha Noi-ハベコ、HABECO)は3月27日に実施される。ハベコのある幹部は今回のIPO(新規株式公)は必ず成功を収めると語っていたが、実際はどうか。
サイゴンビール・アルコール飲料総公社(Tong cong ty Ruou-Bia-Nuoc giai khat Saigon - SABECO)が生産高年間1億リットル以上の工場を2ヵ所保有しているのに対し、ハベコは生産高年間1億リットルの工場は1ヵ所しか保有していない。そのため、ハベコの組織構造は簡潔であり、生産管理コストもサベコより遥かに少なくて済む。
また、ハベコの財務状況は良好で、現金の剰余金がかなり多く、純固定資産に対して高い割合を常に保っている。短期的投資の中心は銀行預金である。
それでは、IPOは成功するのだろうか?最低公募価格を検証しよう。
DCF(ディスカウントキャッシュフロー)やPER(株価収益率)、PBR(純資産倍率)など、様々な方式でハベコの株価を探ったところ、それぞれ3万2,000ドン/株、1万7,500ドン/株、2万5,900ドン/株という結果が出た。前記の3つの計算方法の結果の平均を計算すれと、2万7,800ドン/株という株価が導き出された。これが、最低公募価格(5万ドン/株)より遥かに低いということが分かるだろう。
株価が5万ドン/株であれば、ハベコのPERは42.6倍となり、PBRは4.5倍となり、東南アジアの同業種比較で見ても、平均PER(25.4倍)、PBR(3.2倍)より遥かに大きくなる。
ハベコが成長する可能性も高いが、VNインデックスが低迷している現在、今回のIPOは成功するかどうか誰もはっきりと断言することはできないだろう。