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ベト株ニュース - IPO関連

ハベコのIPO、Carlsbergが成功へ導くか?

[2008/03/20 JST更新]

 IPO(新規株式公)計画を変更しなければならない企業がある程、市況が悪化しているのが、ハノイビール・アルコール飲料総公社(Tong cong ty Bia-Ruou-Nuoc giai khat Ha Noi-ハベコ、HABECO)は3月27日、最低応募価格5万ドンで3,477万株のIPOを行う。

 証券会社では、ベトナム外商銀行(ベトコムバンク-VCB)及びサイゴンビール・アルコール飲料総公社(Tong cong ty Ruou-Bia-Nuoc giai khat Saigon - SABECO)という大規模国営企業の2社のIPOの際にも、結果が発表された後に買い始めるという個人投資家が大勢おり、今回のIPOでも、そうした投資家はほとんどIPOには参加しないと見られているため、ハベコのIPOは盛り上がりに欠けるのではと見ている。

 しかしいずれにしても、最低公募価格がどのように評価されるかが重要である。

 国家証券委員会のグエン・ドアン・フン副主席は、現在の市況においても、納得できる最低応募価格であれば、投資家を魅力することができると指摘した。

 一例として、考えられるのがバンザイン石炭社(Cong ty than Vang Danh-TKV)のおよそ250万株のIPO(最低公募価格3万ドン)である。平均落札価格は、3万1,822ドンだったが、全数売却することができ、成功した。また、第2工業都市開発株式会社(Cong ty co phan phat trien do thi cong nghiep so 2-D2D)は3月14日、170万株のIPOを成功させた。

 それでは、ハベコの最低公募価格の5万ドンは高過ぎるのだろうか?

 PBR(純資産倍率)の計算方式(2008年年頭まで)によれば、最低公募価格は5万9,187ドン、DCF(ディスカウントキャッシュフロー)とベトナム国内の同業種企業とのPER(株価収益率)比較、及び先進国の同業種企業とのPER比較計算方式では、それぞれ6万9,274ドン、6万3,172ドン、そして3万9,729ドンという結果だったことを、ハベコのレ・バ・コ会長は明かした。そのため、株式会社化管理部は最終的に最低公募価格を5万ドンと決めたという。

 一方、ハベコのグエン・バン・ベト社長は、Carbergは今回のIPOで売却できない株式が残った場合、最低公募価格の5万ドンで引受するという提案を行っており、現在はそれに対する政府の承認を待っていると語った。Carbergからの申し出は、現在の最低公募価格が海外戦略的パートナーを十分引き付けるだけのものだ、という証左と言えるのではないだろうか。

 しかし、ほとんどの証券分析家は、ハベコのIPOがサベコと同じ道を進むと評価している。参加者は法人ばかりで、長期的に投資して初めて利益を得られるが、短期的には難しいのではないか。平均落札価格は5万ドン~5万2,000ドンとなると予想されている。

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