ベトナム工商業銀行(Ngan Hang Cong Thuong Viet Nam-ベトインバンク)のファム・フイ・フン会長はIPO計画について次の通り語った。
記者) ベトインバンクの株式会社化の流れはどのようになっていますか?
フン会長) 長い時間をかけて、財務の安全化を目指し、特に不良債権の処理を中心に、財務システムを再構築しています。その他、ITシステムへの投資案件ですが、第1段階はすでに完了し、137ヶ所の支店、145ヶ所の出張所、及び450ヶ所の取扱所と本社とを結ぶことが出来ました。ベトインバンクでは、データベース管理、及び情報の機密性を重視しています。
記者)株式会社化は具体的にどのように進められていますか?
フン会長)ベトインバンクの全般的な株式会社化案は完成しており、政府も資本金を4兆ドン(約256億4,100万円)追加することを承認しています。Earns & Youngが会計監査を行い、JP Morganが株式会社化のコンサルティングを行います。同時に、子会社の株式会社化も行ないます。
一方、IPOでは、国内及び海外投資家に資本金の25%を発行するいう案を政府に提出する予定です。IPOの後、総資産は180兆ドン(約1兆1,538億4,620万円、この内政府出資額が10兆ドン・約641億260万円)となる予定です。2010年までには、資本金の24%を追加発行する予定です。従って、その際の政府保有率は51%となる予定です。
記者)2007年の業績を教えて頂けますか?
フン会長)ベトインバンクにとって2007年は良い年となりました。総資産は24%成長し、銀行業全体のおよそ10%を占めるに至りました。資本金は18.4%成長し、貸付総額及び投資総額も共におよそ22.6%成長しました。水力発電所、石油・ガス、鉱産資源開拓などの重要な投資案件に投資を行っています。信用、投資及び財務状況はますます改善されて来ています。
・リテールサービスからの収益:4,210億ドン(約26億9,870万円)(前年比:20%増)
・税引前利益:1兆4,500億ドン(約92億9,490万円)
(年間計画達成率:183.54%、前年比:83.5%増)