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石炭産業とその発展戦略(1) 

[2008/03/06 JST更新]

 現在、石炭や他の貴重な鉱産資源は希少価値商品となっている。予測では、2008年にはインドネシアやオーストラリア等の石炭輸出国では、生産高が減少する。しかし、それぞれ国内需要が増加するため、輸出縮小を決定しているという。そのため、世界の石炭価格が大きく上昇すると見込まれている。石炭価格が大きく上昇するという魅力があるにもかかわらず、国内発展を優先するため、石炭輸出国は輸出を縮小する。

 ベトナムでは、石炭産業は重点産業であり、発電、製紙、セメント等の産業へ燃料を供給している。経済の発展に伴い、石炭の需要は大きく増加している。2010年よりハーティン発電所、ギソン発電所、メコンデルタ発電所などの多くの火力発電所が稼動し、石炭需要は大きく増加する。

 ベトナムの経済発展における石炭産業の重要性を認識して、商工省は6つの観点から、石炭産業の発展戦略を掲げた。

 ・石炭資源を効果的に節約して採掘・加工・使用し、石炭輸出を縮小するという前提で合理的な輸出入を行い、国内の石炭需要を最大限に満たし、ベトナムの経済社会発展に役に立たせる。

 ・他産業の発展に寄与する形で、石炭産業も持続的効果的に発展させる。

 ・探査・採掘・選別・加工・使用には近代的技術を適用する。

 ・海外での探査投資を強化し、石炭資源を採掘し、国内の不足分を補助する。

 ・アジア地域及び世界の市場でも、競争力の高い市場を作り出し、石炭産業の投資・経営方法を多様化させる。

 ・開発と共に環境保全策を強化し、石炭産出地域(特にクワンニン省)の経済・社会・国防治安等の発展に寄与する。

(2)に続く

*この記事はトゥド証券の分析部が執筆しています。