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証券銘柄にまだ魅力はあるのか?(1) 

[2008/04/12 17:02 JST更新]

 2007年はベトナム証券市場では多くの変動が起きたと考えられている。このうち、多くの証券会社が設立され、それぞれ困難を抱えながら営業を開始した。しかい、現在では自己売買とコンサルティング活動が縮小し、ブローカー手数料も減収となるなど、証券会社は活動を継続し、利益を生み出す難しさに直面している。

1) 市場への依存

 多くの証券会社の2007年度業績はあまり楽観的とはいえない結果だった。殆どの証券会社の株主資本利益率は低いレベルに留まった。計算してみると、社員50名と取引受付会場2箇所を持つある証券会社の場合、毎月10億ドン弱のコストを支払しなければならない。ところが、証券会社がブローカー業務であれば、実際の売買代金の0.1%しか手数料を取ることができないため、コストをカバーするため、1ヶ月の売買代金は1兆ドンに達する必要がある。つまり、証券市場が回復しなければ、自己売買活動の赤字を計算に入れずとも、証券会社の赤字は非常に大きなものになる計算である。実際に一部の証券会社では、1日の投資家の売買代金が1,000万ドンにしかならなかったところもあるようだ。社員1名への給与にも満たない額である。

 一方、自己売買業務もあまり楽観的ではない。銀行系の証券会社の社長は、これまでの段階はポートフォリオを再構成するためには、良いチャンスだったが、自分たちの会社ではそうする勇気がなかったと明かした。もし売れば赤字が損益計算表に計上され、確定してしまう。親銀行が公開会社である場合は、子会社である証券会社の業績が赤字とならないように、翌年度の利益を引下げることを容認したりする。現在の決算方法では、赤字は株を売った場合に限り、計上されることになるので、多くの証券会社は赤字にならないために、株を売らないのである。

(2)に続く

        
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