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マイナス成長というシナリオ? 

[2008/04/14 JST更新]

 2008年度3月中旬から多くの株主総会が開催されたが、ほとんどの企業の2008年度業績は2007年度より低く想定され、多くても10%程度の増加と見込まれている。

 一部の楽観的な投資家も、第2四半期及び第3四半期も営業が難しくなる可能性が高いため、企業の幹部役員は慎重になる必要があると考えている。しかし、あまりに悲観的に考えすぎると状況を更に悪化させる可能性がある。

 ペトロベトナム化学肥料社[銘柄コード:DPM]の株主総会では、幹部役員が「もし順調に行けば2008年度利益は前年比50%増加する」と発表したが、株主に提出された2008年度業績見込みはそれより遥かに低いものだった。そのため、株主からは反対の声も上げられた。

 ベトナム市場では長期的、中期的な投資に展望が高いという判断が多く見られていたが、それはベトナムのGDP率が短期的に8.5%から1~2%下落し、企業のEPS成長率も下落するが、まだ受け入れることができるレベルであるということに基づいている。

 しかし、どうだろう、世界経済全体が予想よりも悪化しているのではないだろうか。その結果、有望な投資機会という判断も慎重に見直されざるを得ないのではないだろうか。