インドチャイナキャピタルの投資部長Thomas Ngo氏は、同社の調査によるとインドチャイナキャピタル、ドラゴンキャピタル、PXPなどのベトナム市場に投資している大手投資ファンド10社の2008年に入ってからの評価損は、およそ13億ドル(約1,352億円)に上っていると報告した。
この10社は2008年初めに、年末にはVNインデックスが1,100ポイントに到達すると予想していた。しかし実際にはその3ヶ月後にVN Indexは、500ポイントを下回ったのである。こうした大幅な市場価格の変動を予想できた人はいなかっただろう。
「国内投資家だけではなく、海外投資家も大きな損失を被っています。」Ngo氏はそうコメントいる。そのため個人投資家は海外投資家の投資を参考にして投資をしない方が良いとも続けた。ただ、証券市場がこうした状況に陥った理由を、インフレの進行、ベトナムドンの不足、ベトナムの重要な輸出市場であるアメリカ、中国及びヨーロッパの経済危機が原因、と分析。従ってこのような状態は短期的なものに過ぎず、海外投資家はベトナムの長期的な成長に期待してることを強調した。
インドチャイナキャピタルの投資資金6億ドル(約624億円)のうち、2億5,000万ドル(約260億円)の資金は、更なる投資チャンスを待っている。

