メー ルマガジン「ベトナム株・経済情報」
VOL.742   2023.8.16

※文字化け等でご覧になれない方は、こちらからご確認頂けます。
www.viet-kabu.com/uploads/file/2023-08-15%2019_39_55.html


【お知らせ①】

2023年度下半期版 ベトナムTOP50社データブック 販売開始！

データ更新：2023年7月5日
財務諸表更新：2023年3月31日
ページ数：100ページ
書籍ファイル：セキュアHTML（印刷・コピー等制限オンライン版）
価格：7,500円

収録企業リスト・お申込みはこちらから＞＞＞


【お知らせ②】

有料会員向けコンテンツ「上場企業業績予想」
ベトナム上場企業の中から、編集部が時価総額上位100社をピックアップ。
証券会社による上場企業の売上高や利益などの業績予想と理論株価(もしあれば)を毎月更新・配信しています！

8月は、一部の業績予想を更新しました！

取り扱い銘柄一覧(100銘柄)
※100銘柄中20銘柄の業績予想は無料公開中。
是非ご覧ください！
↓　↓　↓
https://www.viet-kabu.com/list-company-news-offical.php


【お知らせ③】
有料会員向けコンテンツ「注目上場企業レポート」
800社近くあるベトナム上場企業の中から、編集部が注目企業をピックアップ。
企業の注目ポイントや3年間の詳細財務データを含む解説レポートを隔週配信しています！

ぺトロベトナム化学肥料[DPM]、ダットサイングループ[DXG]、FPT情報通信[FPT] 、ベトナム工業団地都市開発[IDC]、テーゾイジードン投資[MWG]、ナムロン投資[NLG]、リー冷蔵電気工業[REE]、テクコムバンク[TCB]、ビンホアン水産[VHC]、ベトナム国際銀行[VIB]などを＜無料公開中＞！

さらに今週は、フーニュアン・ジュエリー[PNJ]の最新レポートをアップしました！

これまでに計85銘柄の詳細レポートを掲載しています。
是非お試しください！
http://www.viet-kabu.com/report_url/report_list.php

フーニュアン・ジュエリー[PNJ]は・・・国内で高い知名度を有するベトナムトップクラスのジュエリー会社。年産能力 600 万製品の工場を展開し、店舗数は381店舗(2023年6月末)。

　いつも「ベトナム株・経済情報」をご利用いただき、誠にありがとうございます。 「ベトナム株・経済情報」では会員登録をされた皆様全員へ、過去に有料ページで紹介した記事をピックアップして毎週水曜日にメールマガジンを配信しております。 また、メールマガジンだけに掲載する＜特別コンテンツ＞もお楽しみいただけます。 

CONTENTS
 
01.コメ生産会社、輸出価格上昇が株価押上げ　2週間で株価4倍も　輸出価格チャート
02. 週間☆アクセス数上位ランキング！
特集（2023年8月7日～2023年8月13日）
03. 今週の銘柄評価
サコムバンク[STB]
04. 編集後記
ベトナム長期滞在者が買える新幹線乗り放題切符

　ロシアによるウクライナへの軍事侵攻、インドとロシア、アラブ首長国連邦(UAE)のコメ輸出の一時停止、エルニーニョ現象の影響により、コメ輸出価格が高騰していることが、国内のコメ生産会社の株価を押し上げてきた最大の要因だ。

　南部食糧総公社[VSF](Vinafood 2)株の8日終値は1株3万7400VND(約225円)で、8営業日連続でストップ高をつけ、2週間で4倍超へと上昇し、上場来最高値を記録した。

　アンザン輸出入[AGM](Angimex)株は1株1万3500VND(約81円)で、12営業日連続でストップ高をつけ、2週間で2倍となった。

（記事本文には、2023年7月24日～8月8日のコメ生産会社6社の株価推移のチャートあり）

・・・＜続きはサイトでご覧ください＞ 

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　このコーナーでは、前週のベトナム株・経済情報（www.viet-kabu.com）のアクセス数の多かった記事を紹介いたします。

1 位 鉄鋼最大手ホアファットG、7月の鉄鋼販売量は年初来最多
[2023/08/08 13:18 JST更]
https://www.viet-kabu.com/news/hochiminh/230808122204.html

　鉄鋼最大手ホアファットグループ[HPG](Hoa Phat Group)が発表した2023年7月の各種鉄鋼(建設用鉄鋼、熱延鋼板＝HRC、ビレット＝鋼片)の販売量は前月比+3％増の55万5000tに微増したが、年初来で最多を記録した。粗鋼の生産量は同+22％増の63万3000tとなった。

　販売量のうち、建設用鉄鋼が前月比▲9％減の26万1000tで、熱延鋼板(HRC)が同+16％増の29万1000tとなり、年初来で最高だった。

　また、鋼管の販売量は前年同月比+22％増の7万4000t、亜鉛めっき鋼板は同+81％増の3万2000tへと急増した。

（記事本文には、2022～2023年月別の鉄鋼販売量のチャートあり）

・・・＜続きはサイトでご覧ください＞


2 位 ビンファスト、15日にNASDAQ上場へ 
[2023/08/11 15:13 JST更新]
https://www.viet-kabu.com/news/hochiminh/230811122157.html

　地場系コングロマリット複合企業ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の電気自動車(EV)メーカーであるビンファスト(VinFast)は、特別買収目的会社(SPAC)のブラック・スペード・アクイジション(Black Spade Acquisition＝BSAQ)との合併について、BSAQの株主が10日開催の臨時株主総会で合併案を承認したことを明らかにした。

　合併は14日に完了する予定。ビンファスト株は15日にナスダック証券取引所(NASDAQ)に上場される見込み。銘柄コードは「VFS」。

  ビンファストは2017年の設立で、北部紅河デルタ地方ハイフォン市に生産工場を置く。工場の自動化率は90％に上り、年産能力は約30万台。

・・・＜続きはサイトでご覧ください＞

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※「今週の銘柄評価」は証券会社独自の見解に基づくものであり、実際の投資判断はご自身で行ってください。

※こちらの記事はグローバルリンクアドバイザーズ株式会社が、毎週有料会員向けに配信しているメールマガジン「ベトナム株通信」に掲載した一部を「ベトナム株・経済情報」が独自に選んだだものを掲載しています。

●グローバルリンクアドバイザーズ株式会社については、こちらをご覧下さい。
http://www.gladv.co.jp/members/vietnam/index.html
●「ベトナム株通信」については、こちらをご覧下さ い。
http://www.viet-kabu.com/magazine/ad/global/index.php

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ベトナム現地証券会社による今週の銘柄評価・サコムバンク[STB]
(2023年8月16日 発行ベトナム株通信 第5034号)
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■■■サコムバンク[STB]■■■―1～6月期は8割超の大幅増益(監査済)、投資評価「買い」―

　ベトキャップ証券[VCI](Viet Capital Securities)はホーチミン市を本拠地とする大手民間銀行であるサコムバンク[STB](Sacombank)株の理論株価を1株3万8100VND(約230円)と評価し、投資評価を「買い(Buy)」とした。

　1～6月期監査済財務諸表によると、同期の利息関連収支は前年同期比2.2倍の11兆5880億VND(約700億円)、税引後利益は同+84.1％増の3兆8250億VND(約230億円)となった。

　大幅増益は、証券投資損益が同15.1倍の273億VND(約1.65億円)、貸倒引当金繰入額が同▲25.8％減の2兆3170億VND(約140億円)となったためだ。

　6月末時点の総資産は前年末比+5.1％増の622兆1780億VND(約3.8兆円)、顧客向け貸付金残高は同+4.9％増の454兆1280億VND(約2.75兆円)、顧客からの資金調達残高は同+10.3％増の501兆5830億VND(約3.04兆円)。同時点の負債の部合計は同+4.9％増の580兆3850億VND(約3.5兆円)となっている。

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　毎週、スタッフの持ち回りでお届けする「編集後記」。
今週はJoより、「ベトナム長期滞在者が買える新幹線乗り放題切符」のお話です。

　外国人が日本国内を旅行する際に、JRが運行する新幹線を含む電車、バスなどが乗り放題になる「Japan Rail Pass」（JRパス)というものがあるのをご存じでしょうか。基本的には日本に来た外国人が日本国内を旅行するためのお得な切符なのですが、海外在住10年以上の日本人も購入することができます。

　このパスの魅力は、上記の交通機関が乗り放題となるほか、新幹線や特急の指定券が無料で発行できることです。また新幹線では通常できない途中下車も可能です。一方、東海道・山陽新幹線の「のぞみ」と九州新幹線の「みずほ」号が利用できないという制限がありますが、それほど大きな問題ではないでしょう。

（※後述する10月の改正で「のぞみ」と「みずほ」にも乗車が可能になります）

　そして最大の魅力はその料金(下記の画像)です。東京と新大阪を「ひかり」で往復すると2万8800円かかりますが、それ以上利用する場合は、7日間のJRパスの購入がお得になります。また東京から鹿児島まで新幹線で移動すると片道で3万1060円なので、片道だけでも元が取れてしまいます。 

 
　このように非常に魅力的な価格のため、JRパス購入のためのハードルも高めで、3つのステップが必要です。まず1つ目は、10年以上海外に在住していることを証明する次の2つの書類うち1つを、在留届を提出した日本の大使館／領事館で取得する必要があります。どちらも即日発給されます。この書類はステップ3で提示します。

A.在留証明（有料）

B.在留届の写し（無料）

 

                          

　2つ目のステップは、JRが指定する海外の旅行代理店で、JRパスと引き換えるための「引換証」を購入する必要があります。短期滞在の外国人は日本国内で購入ができますが、日本人は日本入国前にこの紙の「引換証」を手に入れる必要があります。旅行代理店により手数料が加算されますので、料金はそれぞれ問い合わせが必要です。Klookでオンライン購入したところ、上記のJRパス価格のみで購入できましたのでお勧めです。オンラインの場合は郵送を待つ必要があるので受領に3日程度かかりますが、対面の旅行代理店なら即日受け取りが可能です。

ベトナムを含む東南アジアの指定旅行代理店リスト

https://japanrailpass.net/area_02.html

 

　3つ目のステップは、日本に入国した後、「引換証」をJRパス（新幹線の切符と同じサイズ）に引き換える必要があります。空港でも引き換えが可能なので、空港に到着したその日から利用することもできます。利用方法は普通にJRパスを改札機に通すだけですので、新幹線や特急の自由席ならJRパスのみでさっと乗ることができます。

 

JRパス日本国内引き換え場所リスト

https://japanrailpass.net/exchange.html

 

　JRパスは20年以上前に一度だけ利用したことがありました。その後はその存在さえ忘れていましたが、たまたま10月の価格改定のニュース記事を読んで思い出し、再び利用してみることにしました。今回の旅で感じたことは新幹線が乗り放題だと、日帰り往復でももったいないと感じず、気軽にちょっとでかける感じで国内旅行が楽しめます。また、仕事をしながら旅をする場合、有料のカフェを利用する代わりに、新幹線に飛び乗って仕事をする方が、追加料金がかからず、涼しく、WIFIと電源もあるため、移動オフィスとしても重宝しました。
 

 

利用した新幹線指定券の束

 

　こんなに便利で魅力的なJRパスだったのですが、残念なことに23年10月1日から下記の通り、価格改定(値上げ)が行われる代わりに、「のぞみ」と「みずほ」にも追加料金で乗車が可能になるようです。

 

普通車：

7日間：2万9650円→5万円

14日間：4万7250円→8万円

21日間：6万0450円→10万円

 

　かなりの値上げ幅ですが、都度普通に運賃を払う場合に比べて、いままでが安すぎた、との声も多かったようです。価格改定後も有効期間をフルに使って日本国内を旅行する場合には、まだまだ魅力はありそうです。「引換証」は発行日から3か月間有効ですので、9月中に購入すれば、12月中までは旧料金でJRパスに交換ができるため、ベトナム在住10年以上でまだ利用したことのない方は、ぜひ一度利用してみてください。

 

JAPAN RAIL PASSとは？

https://japanrailpass.net/about_jrp.html

 

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