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非公式市場で対USDレートが2.4万VNDに迫る 米国の長期国債金利上昇の影響 完全無料ニュース

[2021/03/01 15:55 JST更新]


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  ベトナム国家銀行(中央銀行)は3月1日、対USD銀行間為替レート(中銀公定レート)を、前回(2月27日)の1USD=2万3130VNDから▲15VNDドン安に調整し、1USD=2万3145VNDとした。

  公定レートの許容変動幅はこれまでと同じ±3.0%で変わっていない。これにより、商業銀行が提示できる為替レートは1USD=2万2451VND~2万3839VNDとなっている。

   同日午前の時点で商業銀行が提示するUSD買値は1USD=2万2880~2万2920VND、売値は1USD=2万3090~2万3127VND。

  非公式為替マーケット(宝飾店など)における非公式レートでは、買値が1USD=2万3850VND、売値が1USD=2万3930VNDで、2月27日からそれぞれ+20VNDのドン高となった。

  最近ではドル高ドン安が進んでおり、非公式市場における2月22日のレートは、買値が1USD=2万3850VND、売値が1USD=2万3950VNDだったのに対し、27日のレートは、買値が1USD=2万3870VND、売値が1USD=2万3950VNDと、2月下旬から2万4000VNDに迫る状況が続いている。

  3月1日の動きからドル高ドン安の傾向は若干緩和したものの、USDはVNDに対し引き続き高水準を保っている。この背景には米国の長期国債金利上昇の影響があるとみられる。


  
  
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