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国産EV「VF 8」が初走行 ビンG会長が国家主席を乗せて自ら運転 完全無料ニュース

[2022/01/28 02:55 JST更新]


(C)autopro 写真の拡大

 地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下のビンファスト(VinFast)は26日、自社製電気自動車(EV)「VF 8(旧名:VF e35)」の初走行をお披露目した。

 「VF 8」の初走行は、VICのファム・ニャット・ブオン会長が自ら運転。この日は、グエン・スアン・フック国家主席がビンファスト従業員を激励するため、北部紅河デルタ地方ハイフォン市の同社工場を訪れており、国家主席を後部座席に乗せて初走行するという効果抜群のPRを行った。

  国家主席はこの席で、ビンファストの飛躍的な成長を称賛するとともに、民間経済開発に関する党中央執行委員会の2017年6月3日付け決議第10号/NQ/TWが功を奏していると評価した。

  ベトナム国会はこれに先立つ11日、特別消費税法の一部を改正・補足する法律を可決し、EVに対する特別消費税率を現行から最大▲12.0%pt引き下げることを決定した。

  政府はさらに15日、各種登録料を規定する政令第10号/2022/ND-CPを公布。政令によると、EVに対する初回登録料は、3月1日以降の3年間(2022年3月1日~2025年2月末)が免除となり、それ以降の2年間(2025年3月1日~2027年2月末)は同じ座席数のガソリン車とディーゼル車に対する登録料の50%となる。

  上記の法律と政令はいずれも3月1日に施行され、国内唯一のEVメーカーであるビンファストにとっては二重の形での優遇措置になる。ビンファストは、ガソリン車の生産を停止し、グローバルなEVメーカーを目指す方針。

  なお、「VF 8」には「Eco」と「Plus」の2つのモデルがあり、小売価格(付加価値税=VAT込み、バッテリーのレンタル料金を含まない)はそれぞれ10億5700万VND(約530万円)、12億3700万VND(約620万円)の見通し。

  「VF 8」は昨年末、米国ロサンゼルスで開催されていたオートモビリティーLA(AutoMobility LA)、および米国ラスベガスで今年初めに開催されていた世界最大のテクノロジーイベント「CES 2022」で展示されたが、走行デモは行われなかった。


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https://dchart.vndirect.com.vn/?symbol=VIC
チャート提供元:VNダイレクト証券(VNDirect Securities Corporation, VNDS)

  
  
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