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ビンファスト、インドネシアでEV「VF MPV 7」を出荷開始 完全無料ニュース

[2026/05/25 06:33 JST更新]


(C) mekongasean 写真の拡大

 不動産開発を中核とする民間複合企業ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の電気自動車(EV)メーカーであるビンファスト(Vinfast)は21日、インドネシアの西ジャワ州スバン工場でEVの多目的車(MPV)「VF MPV 7」を初めて出荷したと発表した。

 これは東南アジアにおける同社の生産能力拡大と長期投資へのコミットメントを示す重要な一歩となる。

 同モデルは7人乗りの中型MPVで、最高出力150kW、最大トルク280Nmのモーターと容量60.2kWhのバッテリーを搭載し、1回の充電で最大450km走行可能だ。約30分で10%から70%まで充電できる急速充電機能も備える。

 ジャカルタでの販売価格はバッテリー付きが2万6250USD(約420万円)から、バッテリーのサブスクリプション利用時は2万1560USD(約340万円)からとなる。販売促進のため、最初の購入者2000人には1000USD(約15万9000円)の現金割引を適用し、V-GREENグローバル充電スタンド開発会社(V-GREEN)のシステムで2029年3月末まで無料で充電できる特典も付与される。

 ビンファスト・インドネシアのカリヤント・ハルジョスマルト社長は、今回の出荷は現地化や競争力向上のための重要な進歩だと強調した。

 同モデルを生産するスバン工場は、世界で4か所目、東南アジアではベトナムに次ぐ生産拠点として2025年12月に稼働を開始した。投資総額は10億USD(約1600億円)を超え、現在は「VF 3」や「VF 5」などの各モデルも生産している。今後の段階的な投資により年間生産能力を35万台まで引き上げ、国内販売や周辺国への輸出に対応する計画だ。


  
  
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