ベトナム軍隊工業通信グループ(ベトテル=Viettel) はこのほど、地場系コングロマリットであるビングループ[VIC](Vingroup)との間で、第5世代移動通信システム(5G)基地局の開発に関する提携契約を締結した。
今回の提携により、VIC子会社のビンスマート(VinSmart)は今後、5G基地局装置の無線子局(RU)や5G基地局用フィルタを開発し、一方のベトテルは親局の集約ノード(CU)や分散ノード(DU)、5Gコアネットワークなどの開発を担当することになった。
計画では、11月に両社の開発する国産機械設備を駆使した5Gサービスを試験的に展開する。また、2021年6月30日までに8T8R(8送信8受診)対応の5G基地局、2022年6月30日までに64T64R対応の5G基地局の商業生産を行う予定。