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ビングループ[VIC]は・・・ベトナムトップクラスの不動産開発業者。
国内不動産市場において、そのブランド力は極めて高い。商業施設、
観光施設の開発から病院、教育、小売、Eコマースへと展開中。
意欲的な事業拡張による今後の明るい見通しから、長期投資を
想定する投資家は調整局面で購入しても良いだろう・・・

＜その他掲載銘柄＞
ハウザン製薬[DHG]、FPT情報通信[FPT]、マサンインベストメントグループ[MSN]、
ペトロベトナム・ドリリング[PVD]、ホーチミン市インフラ投資[CII]、
ビンミン・プラスチック[BMP]、フーニュアン・ジュエリー[PNJ]、ダナンゴムタイヤ[DRC]、
ダットサイングループ[DXG]、軍隊商業銀行[MBB]、ホアセン鉄鋼グループ[HSG]、
ベトコムバンク[VCB]、ホアファット鉄鋼グループ[HPG]、ベトインバンク[CTG]、
ペトロベトナム・ドリリング[PVD]、ビナサンタクシー[VNS]、キドグループ[KDC]

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CONTENTS
 
01. 4月日経PMI、+1.6Pの52.3―直近9か月で最高
02. 週間☆アクセス数上位ランキング！
     特集（2016年4月25日～2016年5月1日）  
03. 噂のうわさ話
   　ナムロン投資[NLG]
04. サイゴン・街角風景　　
  　「ヴァンタインパークのプール」

  日本経済新聞及びマークイット社が発表した2016年4月の
ベトナム・日経PMI(製造業購買担当者指数)は、前月比で
+1.6ポイント上昇の52.3で、2015年7月以降の最高値を記録した。
ベトナムのPMIは、2015年5月に過去最高値の54.8をつけた後、
9月と11月に50を割ったが、12月以降は5か月連続で50以上を維持している。

  需要が増加したことで、新規受注の伸びが2015年7月以降で
最も高い水準に。海外からの受注数も増加。これにより、生産量は
5か月連続で増加を維持し、伸び率が前月より加速した。前月小幅に
減少していた雇用は増加に転じ、2015年5月以降で最も伸びている。

  一方、鉄鋼などの原材料価格が上昇して生産コストの上昇が加速。
上昇幅は2014年8月以降で最大だった。生産コストの大幅増加を受け、
各メーカーの販売価格は直近19か月で初めて引き上げられているが、
引き上げ幅は小幅だった。

  生産増強により、生産向け投入原料の購買活動は5か月連続した。
投入原料在庫と完成品在庫は共に減少したが、減少幅は前月を下回っている。

  マークイット社の専門家は、「ベトナム製造業は、新規受注と生産量が
大きく増加し、2015年7月以降で最も大きく改善している。ベトナム製造業は
低迷期から脱したと言えるだろう。また、生産コストの伸び率がこの20か月で最も
大きかったことから、インフレ抑制力が弱まったと見てとれる」とコメントした。

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このコーナーでは、前週のベトナム株・経済情報（www.viet-kabu.com）の 
アクセス数の多かった記事を紹介いたします。

1 位 サイゴン証券、16年▲11％減益見通し―配当を株式から現金に変更
[2016/04/26 19:19 JST更新]
http://www.viet-kabu.com/news/hochiminh/160426064451.html

  サイゴン証券[SSI](Sai Gon Securities)の定時株主総会
(25日開催)で承認された2016年事業計画によると、売上高は
1兆4300億VND(約72億円)で前年比+7.3％増の増収だが、
税引前利益は9500億VND(約47億5000万円)に留まり、
同▲11％減と見込まれている。

  SSIは、2015年株式配当を額面比10％で実施する予定だったが、
同社のグエン・ズイ・フン会長の提案を受け、現金配当(額面10％、
1000VND＝約5円)に変更する。現金配当に向けた支払総額は
4800億VND(約24億円)となる見通し。

  同社は2016年中に、従業員インセンティブとしての
株式給付型プラン(ESOP)で、最大1000万株の新株を発行する計画。
発行価格は額面価格と同じ1万VND(約50円)。発行後1年は新株の
うち100％が株式譲渡付き。2年目については50％に譲渡制限が付く。

  同社の2015年のブローカー業務シェアは、ホーチミン証取(HOSE)で
13.1％、ハノイ証取(HNX)で9.6％となっており、両証取で1位を維持した。
同社に開設されている口座数は、前年比で+1万件増の8万件。

  2016年の株式市場は引き続き多くの困難に直面していくと
予想されているが、外国人投資家保有比率上限撤廃が認められたことから、
SSIが年間計画を達成する可能性は高いと見られている。

  このほか、SSIは早ければ第3四半期にも派生デリバティブ商品を
提供する予定だが、同商品に関する政府の詳細ガイダンスを
待っているところである。


2 位 ぺトロベトナム化学肥料、好業績で15年現金配当4000VNDに引き上げ―16年は▲16％減益見通し
[2016/04/29 15:16 JST更新]
http://www.viet-kabu.com/news/hochiminh/160429012302.html

  ぺトロベトナム化学肥料[DPM](Petrovietnam Fertilizer And Chemicals)は
28日に開催した定時株主総会で、2015年現金配当を額面比25％
(2500VND＝約12.2円)から額面比40％(4000VND＝約19.5円)へと
引き上げる案を承認した。

  2015年配当向け支払総額は1兆5360億VND(約75億円)となる。DPMは既に
2015年配当を額面比25％(2500VND＝約12.2円)で実施しており、
今後残り15％(1500VND＝約7.3円)を実施する。

  2015年業績は、売上高が計画を9％上回る10兆0470億VND(約490億円)、
税引後利益が計画を44％上回る1兆4680億VND(約72億円)と好調だった。
東南部地方バリア・ブンタウ省にあるフーミー工場の窒素肥料生産量は、
年間計画を5％上回る81万9000t、販売量は83万5000tだった。

  2016年事業計画では、売上高が前年比▲9.4％減の9兆1050億VND
(約444億円)、税引後利益が同▲16.3％減の1兆2280億VND(約60億円)、
配当が額面比30％となっている。フーミー工場の窒素肥料生産量は
前年比▲2.3％減の80万t、販売量は同▲0.6％減の83万tとなる見通し。

  同社は、2016年～2020年の5年で、フーミー窒素肥料工場の年間生産量を
80万tで維持するほか、フーミー窒素肥料工場の敷地内に建設中の
フーミーNPK肥料工場(年産能力25万t)を稼動させる予定。2021年～2025年の
5年で、フーミーNPK肥料工場の年産能力を2倍～3倍へと段階的に引き上げる。
 
  DPMは、「2025年までの発展戦略及び2035年までのビジョン」の
中で、2035年までにアジア地域の化学肥料大手メーカートップ10に
入りすることを目指している。


3 位りそな銀行とサコムバンクが業務提携、ネットワーク拡大
[2016/04/29 02:34 JST更新]
http://www.viet-kabu.com/news/hochiminh/160428053612.html

  りそなグループのりそな銀行(大阪市中央区)、埼玉りそな銀行
(埼玉県さいたま市)、近畿大阪銀行(大阪市中央区)は5月4日、
サコムバンク[STB](Sacombank)との間で、ベトナムにおける金融機能の
提供などを目的とした業務提携契約を締結する。

  今回の提携により、ベトナムへの進出を検討する企業は、りそなグループを
通じて地場銀行の金融機能をフル活用することが可能となる。具体的な
サポートとして、STBの支店網を通じた金融商品やサービスの提供、また
STBを通じて得た現地情報の提供などを行う。

  また、ベトナムにおけるバンコク銀行との業務提携は維持し、
引き続き同行ホーチミン支店内ジャパンデスクにりそな銀行の人員を
派遣する。これにSTBとの提携が加わることで、取引先の
進出ニーズに対するサポートラインナップの拡充を図る。

  なお、りそなグループの海外ネットワークは、◇駐在員事務所5か所
(ホーチミン駐在員事務所含む)、◇現地合弁銀行1行、
◇提携銀行14行(バンコク銀行、STB含む)となっている。

※くれぐれもお取り扱いにご注意ください！！
現地投資家は何を考え、何に基づいて投資をするのか？
いろいろと推察しながら、しかし、あくまでも「噂として」お楽しみください。
 
※こちらの記事はグローバルリンクアドバイザーズ株式会社が、
毎週有料会員向けに配信しているメールマガジン「ベトナム株・経済情報」の
過去記事をご提供いただいたものから「ベトナム株・経済情報」が独自に選んだ、
おもしろい噂を組み合わせて掲載しています。

●グローバルリンクアドバイザーズ株式会社については、こちらをご覧下さい。
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ベトナム現地投資家のうわさ話・ナムロン投資[NLG]・の巻！

(2016年05月04日 発行ベトナム株通信 第2840号)
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■■■ナムロン投資[NLG]■■■

ナムロン投資[NLG]の定時株主総会で承認された2016年事業計画によると、
売上高は前年の2.5倍にあたる3兆1870億VND(約155億円)、
親会社株主帰属利益は同+75％増の3600億VND(約17億6000万円)の
大幅な増収増益と予想されている。配当は額面比15％で、うち現金配当が
額面比5％(500VND＝約2.4円)、株式配当が額面比10％となる。

2016年第1四半期業績は、売上高が前年同期の2.1倍にあたる3750億VND
(約18億3000万円)だったが、年間計画達成率は11.8％。親会社株主帰属利益は
同+21％増の416億VND(約2億0300万円)で、年間計画達成率は
11.6％となっている。同期業績に最も大きく貢献したのは、
「イーホーム(EHome)」ブランドマンションの2案件によるもの。

NLGは2016年中に、3つの「イーホーム(EHome)」案件の物件引渡しを
完了させる見通しだ。また、新規案件として、◇ホーチミン市9区の
フジレジデンス(Fuji Residence)住宅地案件、◇同区のフーフウ(Phu Huu)
住宅地案件、◇ビンチャイン郡のグエンソン(Nguyen Son)住宅地案件、
◇ビンタン区のホアンナム(Hoang Nam)住宅地案件、◇カントー市の
ナムロン・ホンファット(Nam Long-Hong Phat)住宅地案件の5案件の
開発を進める計画。

同社はこのほど、シンガポール大手不動産会社のケッペルランド
(Keppel Land)を対象に総額5000億VND(約24億4000万円)の転換社債を
発行した。利率は7％、償還期限は4年、転換価格は2万3500VND(約115円)。
ケッペルランドは現在、NLG株5％を保有しているが、NLG転換社債を
株式に転換した場合、保有率は15％へと引き上げられる。

ホーチミン証券[HCM]の予想によると、NLGの2016年業績見通しは、
売上高が前年比2.5倍の3兆0780億VND(約150億円)、親会社株主帰属利益が
同+68％増の3460億VND(約17億円)と好調だ。HCMは、NLG株の投資評価を
「アウトパフォーム(Outperform)」で維持した。

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