メー ルマガジン「ベトナム株・経済情報」VOL.391
2016.09.21
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700社近くあるベトナム上場企業の中から、編集部が注目企業をピックアップ。
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ビナミルク[VNM]、リー冷蔵電気工業[REE]、ぺトロベトナム化学肥料[DPM]、
サイゴン証券[SSI]、エクシムバンク[EIB]、ビンホアン水産[VHC]、
ビンチャイン建設投資[BCI]、テーゾイジードン投資[MWG]を＜無料公開中＞！
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ビンミン・プラスチック[BMP]は・・・ベトナムトップの樹脂管メーカーで、
ティエンフォン・プラスチック（NTP）と共に国内二大樹脂管メーカーの
一つとなっている。樹脂管の全国シェアは約20％。主な市場は
中部以南で、中部市場でシェア50％、南部市場では90％のシェアを
占める。長期的成長見通しが良好で、外国人投資家保有比率の
上限引き上げが期待されている。
＜その他掲載銘柄＞
アジアコマーシャル銀行［ACB］、ビングループ[VIC]、
ハウザン製薬[DHG]、FPT情報通信[FPT]、
マサンインベストメントグループ[MSN]、ペトロベトナム・ドリリング[PVD]、
ペトロベトナム・第2ニョンチャック電力[PV2]、
ホーチミン市インフラ投資[CII]、フーニュアン・ジュエリー[PNJ]、
ダナンゴムタイヤ[DRC]、ダットサイングループ[DXG]、軍隊商業銀行[MBB]、
ホアファット鉄鋼グループ［HPG］、ホアセン鉄鋼グループ[HSG]、
ベトコムバンク[VCB]、ベトインバンク[CTG]、ペトロベトナム・ドリリング[PVD]、
ビナサンタクシー[VNS]、キドグループ[KDC]、コテック建設[CTD]、
カンディエン不動産[KDH]、チャファコ製薬[TRA]
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紹介した記事をピックアップして毎週水曜日にメールマガジンを配信し
また、メールマガジンだけに掲載する＜特別コンテンツ＞
CONTENTS
01. 中銀公定レート、新算定基準導入以降でドン安最も進む
02. 週間☆アクセス数上位ランキング！
特集（2016年9月12日～2016年9月18日）
03. 噂のうわさ話
サコム開発投資[SAM]
04. サイゴン・街角風景
「ホーチミンの中秋節」
ベトナム国家銀行(中央銀行)は、14日の対USD銀行間為替レート(中銀公定レート)を
前日の1USD＝2万1954VNDから11VND切り下げ、1USD＝2万1965VNDとした。
これは中銀公定レートの新しい算定基準が導入されて以降の最安値となっている。
公定レートの許容変動幅は±3.0％。現在商業銀行が提示できる為替レートは
1USD＝2万1306VND～2万2624VNDとなる。
中銀は8月上旬から中銀公定レートを頻繁に調整している。また、中銀は
商業銀行からの外貨購入を強化しており、12日だけで1億0100万USD
(約104億円)を買い入れた。
先般の報道によると、中央銀行は年初から8月22日の週までに、
USD外貨だけで100億USD(約1兆0300億円)を買い入れた。これにより、
外貨準備高(ゴールド含まず)は400億USD(約4兆1200億円)余りとなり、
過去最高額を更新しているという。
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このコーナーでは、前週のベトナム株・経済情報（www.viet-
アクセス数の多かった記事を紹介いたします。
1 位 VNM ETF、9月銘柄見直しでVNM組入れ―SHB、PVT除外
[2016/09/12 14:04 JST更新]
https://www.viet-kabu.com/news/hochiminh/160912125715.html
MVIS Indicesは10日、運用している｢VanEck Vectors Vietnam ETF
(VNM ETF)｣の2016年第3四半期構成銘柄見直しで、銘柄に
ビナミルク[VNM](Vinamilk)を追加し、ペトロベトナム運輸[PVT]
(Petrovietnam Transportation)及びサイゴンハノイ商業株式銀行[SHB]
(Saigon - Hanoi Commercial Bank)を除外すると発表した。これにより、
VNM ETFに組み込まれるベトナム銘柄数は19となる。構成比率の変更は、
9月16日の取引終了時点より有効。
新しいリストで、ベトナム銘柄のうち構成比率が最も大きいのは、VNM及び
ビングループ[VIC](Vingroup)で、ともに8.00％。続いて、ベトコムバンク[VCB]
(Vietcombank)となっているが、構成比率を6月17日時点の8.00％から
7.00％へと減らされた。また、◇マサンインベストメントグループ[MSN]
(Masan Group)、◇サイゴン証券[SSI](Sai Gon Securities)、
◇サコムバンク[STB](Sacombank)などが構成比率を減らされる一方、
◇ホアファット鉄鋼グループ[HPG](Hoa Phat Group) 、ビナコネックス[VCG]
(Vinaconex)は構成比率を増やしている。
＜VNM ETFの9月16日からの銘柄構成＞(ベトナム19銘柄)
| 銘柄 | 構成比率 | 6月17日時点 の比率 |
増減 | |
| 1 | ビナミルク[VNM] (Vinamilk) |
8.00％ | 0.00％ | +8.00P |
| 2 | ビングループ[VIC] (Vingroup) |
8.00％ | 8.00％ | － |
| 3 | ベトコムバンク[VCB] (Vietcombank) |
7.00％ | 8.00％ | ▲1.00P |
| 4 | マサンインベストメントグループ[MSN] (Masan Group) |
6.50％ | 7.00％ | ▲0.50P |
| 5 | バオベトグループ[BVH] (Baoviet Holdings) |
6.00％ | 6.00％ | － |
| 6 | ホアファット鉄鋼グループ[HPG] (Hoa Phat Group) |
5.50％ | 5.00％ | +0.50P |
| 7 | サイゴン証券[SSI] (Sai Gon Securities) |
5.00％ | 5.50％ | ▲0.50P |
| 8 | サコムバンク[STB] (Sacombank) |
4.50％ | 6.50％ | ▲2.00P |
| 9 | ビナコネックス[VCG] (Vinaconex) |
4.04％ | 2.01％ | +2.03P |
| 10 | ぺトロベトナム化学肥料[DPM] (Petrovietnam Fertilizer And Chemicals) |
3.83％ | 4.50％ | ▲0.67P |
| 11 | タインタインコン・タイニン製糖[SBT] (Thanh Thanh Cong Tay Ninh) |
3.42％ | 3.82％ | ▲0.40P |
| 12 | ペトロベトナム・第2ニョンチャック電力[NT2] (Petrovietnam Power Nhontrach 2) |
3.36％ | 3.57％ | ▲0.21P |
| 13 | キドグループ[KDC] (Kido Group) |
3.22％ | 2.44％ | +0.78P |
| 14 | ペトロベトナムテクニカルサービス[PVS] (Petrovietnam Technical Services) |
2.42％ | 3.21％ | ▲0.79P |
| 15 | タンタオ不動産[ITA] (Tan Tao Investment Industry) |
2.14％ | 2.27％ | ▲0.13P |
| 16 | ペトロベトナム・ドリリング[PVD] (Petrovietnam Drilling And Well Services) |
2.02％ | 2.57％ | ▲0.55P |
| 17 | ホアン・アイン・ザライ[HAG] (HAGL) |
1.96％ | 3.23％ | ▲1.27P |
| 18 | キンバックシティーグループ[KBC] (Kinh Bac City Development) |
1.74％ | 1.90％ | ▲0.16P |
| 19 | FLCグループ[FLC] (FLC Group) |
1.65％ | 2.18％ | ▲0.53P |
| サイゴンハノイ商業株式銀行[SHB] (Saigon - Hanoi Commercial Bank) |
― | 1.84％ | ▲1.84P | |
| ペトロベトナム運輸[PVT] (Petrovietnam Transportation) |
― | 1.76％ | ▲1.76P | |
| 合 計 | 80.30％ | 81.30％ | ▲1.00P | |
2 位 ホーチミン市インフラ投資、外国人保有比率上限70％に引き上げへー不動産・給水事業を子会社に移管
[2016/09/14 13:33 JST更新]
https://www.viet-kabu.com/news/hochiminh/160914125734.html
ホーチミン市インフラ投資[CII](Hochiminh City Infrastructure Investment)は
13日、ホーチミン市2区トゥーティエム新都市区のインフラ整備案件及び
都市区内の不動産開発案件を、100％出資子会社トゥーティエム北エリア有限会社に
移管する許可を得た。
今後トゥーティエム北エリア社は、トゥーティエム新都市区のインフラ整備案件について、
都市区北側(第3・第4ブロック)のインフラ整備と、都市区を南北に通過する道路
(第1トゥーティエム橋～マイチートー通り区間)の建設を行う。また、同都市区内で
マリーナベイ(Marina Bay)案件及びトゥーティエム・レークビュー(Thu Thiem Lake View)
案件の2つの住宅案件を展開する。
これを受け、CIIの取締役会は同日、不動産経営事業と給水処理事業を子会社へ
移管することを決定した。不動産経営事業はトゥーティエム北エリア社へ、
給水処理事業はサイゴン水インフラ[SII](Sai Gon Water Infrastructure)へ移管される。
また、外国人投資家の保有比率上限を70％へと引き上げることを決定した。
3 位 ホアンアインザライ、ラオス製糖工場を2.2兆VNDで譲渡―現金比率改善に寄与
[2016/09/16 12:19 JST更新]
https://www.viet-kabu.com/news/hochiminh/160916115142.html
ホアン・アイン・ザライ[HAG](HAGL Group)は地場製糖大手の
タインタインコングループ(Thanh Thanh Cong Group＝TTC)に対し、
2兆2000億VND(約101億円)でラオス製糖事業を譲渡したことを明らかにした。
ラオス製糖事業には、製糖工場及び同工場に付帯する小規模発電所、
サトウキビ農園(約6000ha)が含まれる。ラオスの製糖工場は2012年に
建設されたもので、投資総額は1兆4740億VND(約68億円)。
2016年9月現在で、サトウキビ処理能力は年間105万t、砂糖年産能力が
10万5000tとなっている。
ラオスの土壌はベトナムよりサトウキビ栽培に適しており、同事業の
サトウキビ農園1ha当たりの年間収穫量は80tで、ベトナムより遥かに多い。
TTCは、タインタインコン・タイニン製糖[SBT](Thanh Thanh Cong Tay Ninh＝
TTCSugar)株24.75％、ビエンホア製糖[BHS](Bien Hoa Sugar)株23.59％を
保有している国内有数の製糖企業。2社のサトウキビ農園1ha当たりの
年間収穫量はそれぞれ66t、60tとなっている。ラオス工場の取得により、
TTCは砂糖生産コストの削減を実現できるものと見込まれる。
これまでに、SBTが1兆VND(約46億円)、BHSが5000億VND(約23億円)の
社債を発行し、合わせて1兆5000億VND(約69億円)を調達している。
この資金はラオス工場の買収に使用されたものと見られている。なお、
SBTとBHSは近い将来合併するとの噂が流れている。
一方、HAGでは、ラオス工場を売却して得た資金により現金比率が
改善される見込みだ。同社はベトナム投資開発銀行[BID](BIDV)を
はじめとする債権者と交渉を進め、債務再編に積極的に取り組んでいる。
現在、ラオスにある水力発電所2か所を2兆8000億VND(約130億円)で
譲渡するための交渉を行っているほか、ミャンマーにある不動産案件を
譲渡する可能性もあるという。
ベトナム現地企業調査、訪問調査、業界調査、視察手配は
ベトナム経済のプロフェッショナルVERACへ!!
※くれぐれもお取り扱いにご注意ください！！
現地投資家は何を考え、何に基づいて投資をするのか？
いろいろと推察しながら、しかし、あくまでも「噂として」
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過去記事をご提供いただいたものから「ベトナム株・経済情報」
おもしろい噂を組み合わせて掲載しています。
●グローバルリンクアドバイザーズ株式会社については、
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ベトナム現地投資家のうわさ話・サコム開発投資[SAM]・の巻！
(2016年09月21日 発行ベトナム株通信 第2959号)
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■■■サコム開発投資[SAM]■■■
サコム開発投資[SAM]がこのほど発表した取締役会決議によると、
同社はジェネラレクシム通商[TH1]との提携で、コショウ栽培案件を実施する。
SAMとTH1は、案件展開を担当する合弁会社として第1サイゴン総合輸出入社を
設立する。資本金は1000億VND(約4億6000万円)。出資比率はTH1が
51％(510億VND＝2億3500万円)、SAMが48％(480億VND＝約2億2000万円)となる。
ベトナムコショウ協会(VPA)の統計によると、2015年における全国の
コショウ栽培面積は8万6000ha余りで、2016年第1四半期末時点で、
農業農村開発省が掲げていた2020年までの目標値の2倍にあたる10万haへと
拡大している。また、コショウ栽培面積は今後も年+10～20％のスピードで増えていく見通しだ。
SAMはコア事業より出資金の一部である数千億VND(1千億VND＝4億6000万円)を
回収した後、不動産や観光、金融などの様々な事業を開発している。中でも、
コショウ栽培については、新規投資する国内大手企業が殆どなく、
SAM経営陣がかなり大胆な戦略をとっていることが窺える。
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今週はコンボービエン(ジュゴン)より、「ホーチミンの中秋節」のお話です。
先週9月15日は旧暦の8月15日。
日本は十五夜、ベトナムでは中国と同じく中秋節を祝いました。
満月のように丸い月餅（ゲッペイ）を得意先に配ったりする風習は中国と同じ。
ただ、ベトナムの中秋節では実際に月を愛でている人は殆どおらず、
子供のための日とされています。
そのため、中秋節は「小児節」とも呼ばれます。
中秋節には、各地域の自治体が、子供のためのイベントを開催します。
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子供の曲芸や歌、青年団のダンスなどが披露され、
子供たちは立ち上がって拍手をしたり、一緒に歌ったりして、大盛り上がりでした。
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子供たちは夜になると、手に手に灯篭を持って練り歩きます。
獅子舞（ベトナムでは麒麟舞）の真似をする子供もいます。
灯篭は、昔ながらの影絵のついた紙製のものや、竹ひごにセロファンをはったもの、
現代らしいプラスチック製で音楽が流れるものなど、さまざま。
中秋節が近づくと、月餅とともに灯篭があちこちに吊るされて売られます。
ベトナム各地では近年、中秋節の前になると灯篭を売る夜市が開かれます。
ホーチミン市では中華系の人が多く住む5区の灯篭街が有名。
色とりどりの灯篭がとてもきれいです。
キャラクターものもたくさんあるのですが、ベトナムではドラえもんが根強い人気で、
やっぱり灯篭になっていました。
夜市には、ゲームの屋台や食べ物の屋台も出ています。
なぜかたこ焼き屋さんも！
日本の縁日のような賑わいで、わくわくしてしまいました。
もし中秋節前にベトナムを訪れる機会があれば、
ぜひ、各地にある灯篭街を覗いてみてください。
ベトナムの中秋節について詳しくはこちら→ http://life.viet-jo.com/howto/basic/431
（photo by con bo bien）
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今回は、ここまでです。
最後まで、お読みいただきましてありがとうございます。
今後とも、「ベ トナム株・経済情報」をよろしくお願いいたします。
※このメールの内容は、（提供された）
いかなる部分も、
製または転送などを行わないよう、お願い致します。
※このメールは「ベトナム株・経済情報」
ことを意図したものです。お心当たりのない方が受信された場合、
せんが、受信したメールを削除して頂きますようお願い致します。
※
で、投資勧誘を目的としたものではありません。
情報に基づいておりますが、
判断はお客様ご自身でなさいますようお願い致します。
皆様のご意見・お問合せなどお待ちしております。
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