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Contents
- ドン上昇で1＄2.5万VND割れ 政策金利据え置く可能性
- 週間☆アクセス数上位ランキング！
特集（2024年8月26日～2024年9月1日）
- 今週の銘柄評価
カンディエン不動産[KDH]
- 編集後記
サイゴンの地べたカフェ（Ca phe bet Sai Gon）
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1. ドン上昇で1＄2.5万VND割れ 政策金利据え置く可能性
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米国の利下げが近づいているとの観測が強まっていることを受けて、外国為替市場ではドン高ドル安傾向が続いており、ベトナム国家銀行(中央銀行)による政策金利の引き上げはないのではとの見方が挙がっている。
中央銀行は8月中に、公開市場操作(OMO)の一つである売りオペ金利を3回引き下げた。レポ取引(有価証券を担保に短期間資金を貸し借りする取引)に適用するレポ金利も下げた。銀行に流動性を供給することが狙いだ。
ロンベト証券[VDS](VDSC)は、通貨ドンが米ドルに対して予想よりも大きく上昇したとし、第3四半期末から第4四半期初めにかけては例年通りドル需要が再び増加するとみられるが、為替相場には圧力をかけないだろうと予測している。
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2. 週間☆アクセス数上位ランキング！（2024年8月26日～2024年9月1日）
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このコーナーでは、前週のベトナム株・経済情報（www.viet-kabu.com）のアクセス数の多かった記事を紹介いたします。
1 位 ビナミルク、高配当を実施へ 1～6月期増収増益
ベトナムを代表する国内最大の乳業企業ビナミルク[VNM](Vinamilk)は、2023年分の第4次現金配当と2024年分の第1次現金配当の実施を発表した。権利付き最終日は9月23日、権利落ち日は9月24日、基準日は9月25日となる。
2023年分の第4次現金配当は額面比9.5％(1株950VND＝約5.6円)、2024年分の第1次現金配当は額面比15.0％(1株1500VND＝約8.8円)で実施する。支払日は10月24日の予定。流通株式数は約21億株となっているため、支払総額は5兆1200億VND(300億円)に達する見込み。
同社は2015～2023年に高い現金配当を維持した。2024年の現金配当は額面比38.5％(1株3850VND＝約22.5円)を維持する計画。
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2 位 最大規模のベトナム関連海外ETF、大幅売り越し
「FTSEベトナム30インデックス(FTSE Vietnam 30 Index)」指数に連動し、海外で上場する最大規模のETFファンド、台湾の富邦FTSEベトナムETF(Fubon FTSE Vietnam ETF)が6月4日から継続して売り越している。8月22日までの2か月半の売り越し額は1億0700万USD(約155億円)となった。
8月22日時点の同ETFの規模は年初比▲3兆3000億VND(約192億円)減の16兆9000億VND(約980億円)に縮小したが、依然として海外で上場するベトナム関連のETTとして最大規模。
同時点の同ETFのポートフォリオは、ホアファットグループ[HPG](Hoa Phat Group)株の割合が9.68％で最大、続いて◇ビナミルク[VNM](Vinamilk)株8.97％、◇ベトコムバンク[VCB](Vietcombank)株8.8％、◇ビンホームズ[VHM](Vinhomes)株8.7％、◇ビングループ[VIC](Vingroup)株8.5％などの順となっている。
・・・＜続きはサイトでご覧ください＞
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3. 今週の銘柄評価
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※「今週の銘柄評価」は証券会社独自の見解に基づくものであり、実際の投資判断はご自身で行ってください。
※こちらの記事はグローバルリンクアドバイザーズ株式会社が、毎週有料会員向けに配信しているメールマガジン「ベトナム株通信」に掲載した一部を「ベトナム株・経済情報」が独自に選んだだものを掲載しています。
●グローバルリンクアドバイザーズ株式会社については、こちらをご覧下さい。
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ベトナム現地証券会社による今週の銘柄評価・ナムロン投資[NLG]
(2024年9月4日 発行ベトナム株通信 第5348号)
■カンディエン不動産[KDH]■―ケッペルとの共同開発案件を発売へ、投資評価「買い」―
ホーチミン市証券[HCM](Ho Chi Minh City Securities)はホーチミン市が拠点の中高級住宅開発に特化する不動産開発会社カンディエン不動産[KDH](Khang Dien)株の理論株価を1株4万5200VND(約260円)と評価し、投資評価を「買い(Buy)」とした。
2024年業績見通しは、売上高が前年比+53.9％増の3兆2150億VND(約187億円)、親会社株主帰属利益が同+11.3％増の7970億VND(約46 億円)、1株あたり利益(EPS)が同▲2％減の876VND(約5円)となる見込み。
1～6月期の監査済業績は、売上高が前年同期比▲2.9％減の9780億VND(約57億円)、税引後利益が同▲24.7％減の3440億VND(約20億円)だった。
10～12月中に「Privia」案件(ホーチミン市ビンタン区、戸数1043戸)を引き渡すほか、シンガポール系不動産デベロッパーケッペルランド(Keppel Land)との共同開発案件である「Clarita」案件(トゥードゥック市ビンチュンドン街区、敷地面積5.8ha)と「Emeria」案件(同6ha)の2件を発売する。 |
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4. 編集後記
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毎週、スタッフの持ち回りでお届けする「編集後記」。
今週はベトナム人スタッフのHuyen Tranより、「サイゴンの地べたカフェ（Ca phe bet Sai Gon）」の話です。
「地べたカフェ」とは地面に座ってコーヒーを飲むことで、長い間にわたるサイゴンの文化の一つです。このカフェは特別なスペースやテーブル、イスが必要ありません。サイゴンの街角、公園、広場など、どこでもコーヒーを楽しむことができます。
特に市内中心部の4月30日公園やサイゴン中央郵便局、ノートルダム大聖堂の周辺にはたくさんの地べたカフェのスポットがあります。これらの場所では、路上でコーヒーを買うことができるほか、店の人が注文を取りに来てくれることもあります。コーヒーの価格は、一杯2万5000～3万VND（約140～180円）程度です。
1週間の仕事が終わった後、時間を気にせずに、多くの若者が早朝に地べたカフェに行って、爽やかな雰囲気の中でコーヒーを飲みながらゆっくりとおしゃべりをします。また朝は軽食やスイーツを持ってきて、コーヒーと一緒に楽しみながら、朝食を取ることができます。そして夜遅くになるととても賑やかになります。
地べたカフェの魅力は屋根がなく、自由でリラックスした雰囲気にあります。一杯のコーヒーとマットさえあれば、どこでも地べたカフェを体験することができます。若者から中年層までこの涼しくて快適な早朝に地べたカフェを楽しみに来ています。
地べたカフェは飲み物だけでなく、サイゴンの活気ある街並みとリラックスした雰囲気を融合させた特別な文化でもあります。週末にサイゴンを訪れる際にはぜひ地べたカフェを一度体験してみてください。
photo by Huyen Tran
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今回は、ここまでです。
最後まで、お読みいただきましてありがとうございます。
今後とも、「ベ トナム株・経済情報」をよろしくお願いいたします。
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