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住友商事、ビンEVタクシー会社とモビリティ事業の協業検討開始 FREE

[2024-03-13 17:29 JST更新]
  
  

 住友商事株式会社(東京都千代田区)は、地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下のビンファスト(VinFast)製の電気自動車(EV)・電動バイクのレンタカー・タクシー会社であるグリーン・スマート・モビリティ(GSM)との間で、ベトナムにおけるモビリティ事業の協業検討を目的とした覚書を締結した。

 住友商事とGSMは、GSMが有する顧客基盤、EV整備・充電インフラ網と住友商事のモビリティ事業の知見を掛け合わせることで、ベトナムにおけるカーボンニュートラル化につながるモビリティ領域での協業の可能性を検討していく。

 GSMは2023年に創業し、環境負荷の低いライフスタイルを提唱しながら電動モビリティの普及を目指しており、ベトナム自動車市場におけるEV先駆者となっている。

 住友商事は日本国内外で、自動車のエンジニアリング・製造から販売・アフターサービス、エネルギーマネジメントまで、自動車産業の幅広い領域に関わっている。モビリティサービス分野では、オートリース事業、オートファイナンス事業、EV関連事業、個人向けサブスクリプション事業、駐車場事業などに取り組んでいる。ベトナムでもこれまで自動車産業の成長に貢献してきた。

 また、住友商事は、2050年までに事業活動のカーボンニュートラル化を目標として掲げている。アジアにおける取り組みでは、日本政府とアジア諸国が立ち上げた脱炭素化とエネルギー転換を進めるアジア・ゼロエミッション共同体(AZEC)の趣旨に賛同し、ベトナムを含めたアジアのエネルギートランジションに向けた取り組みを推進している。


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