国家監査機関が第14期(2016~2021年)第10回国会に提出した監査報告によると、7つの商業銀行・海外銀行支店の貸付成長がベトナム国家銀行(中央銀行)の規定する上限を上回っていることが明らかになった。
7行の超過額は以下の通り。
◇PVコムバンク(Pvcombank):13兆6560億VND(約620億円)
◇サイゴン商業銀行(SCB):8兆6540億VND(約390億円)
◇バオベトバンク(BaovietBank):3兆1530億VND(約143億円)
◇新韓・ベトナム商業銀行(Shinhan Vietnam):1320億VND(約6億円)
◇みずほ銀行ホーチミン支店:1920億VND(約8.7億円)
◇韓国釜山銀行ホーチミン支店:830億VND(約3.8億円)
◇ベトナム・ロシア合弁銀行:690億VND(約3.14億円)
中央銀行は毎年、銀行業界の貸付成長率目標に加えて、マネーサプライ成長率やインフレ率を制御すべく、銀行別の貸付成長率上限を設定している。
なお、9月22日時点の銀行業界の貸付成長率は前年末比+5.12%となり、前年同時点の+8.51%から減速した。
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