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シンガポールUOB銀、ベトナムの24年GDP成長率予想を据え置き FREE

[2024-03-13 06:08 JST更新]
  
  

 シンガポール系ユナイテッド・オーバーシーズ銀行(UOB)は先般発表したレポートの中で、ベトナムの2024年における国内総生産(GDP)成長率予想を1月に発表した前回レポートと同じく+6.0%で据え置いた。

 この予想値は、ベトナム政府が掲げている目標値+6.0~6.5%に近い。半導体産業の回復、中国と周辺地域の着実な成長、国際サプライチェーンの再構築などが、ベトナムの成長をけん引するものと見込まれる。

 インフレ率について、同年における消費者物価指数(CPI)の上昇率は、前年の+3.25%から上昇し、+3.8%となる見通し。

 ベトナム経済の回復と見通しの改善を背景に、追加利下げの可能性は低下していると見られ、UOBはベトナム国家銀行(中央銀行)が基準貸付利率(リファイナンスレート)を年4.5%で据え置くと予想している。

 UOBはまた、通貨ドンの対USD為替レートが2024年4~6月に1USD=2万4400VND、7~9月に2万4200VND、10~12月に2万4000VND、2025年1~3月期には2万3800VNDになると予想している。


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