地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の電気自動車(EV)メーカーであるビンファスト(VinFast)はこのほど、インドの大手EV充電・アフターサービス事業者であるロードグリッド(RoadGrid)と戦略的提携を締結した。これにより、インド国内に最大120か所のサービス拠点を設置する計画だ。
今回の提携は、インド市場におけるEVエコシステムの構築と拡大に向けた重要な一歩と位置づけられている。ビンファストは、信頼性の高いサービス網の確立を目指し、現地パートナーとの連携を通じてアフターサービス体制を強化する。
ロードグリッドはインドの主要都市に拠点を持ち、スケーラブルなEVインフラの開発を進めている。個人利用者だけでなく、商用車両事業者にとっても利便性の高い統合サービスを提供している。
両社は今後、リアルタイムでの充電ステーション検索、スマート診断機能、包括的なサポートサービスなどを組み合わせたシームレスなユーザー体験の実現を目指す。
ロードグリッドのディープシュ・シュリナス社長は、「ビンファストのインド進出は、インドのEV市場の大きな転換点となる。我々は、高度なインフラとリアルタイムで接続されたサービスを通じて、EVの所有体験を再定義していきたい」とコメントした。
◆オフィシャルニュ-スとはホーチミン証券取引所、ハノイ証券取引所、証券保管センター、国家証券委員会発表の公式ニュースです。掲載ニュースのうち、2010年2月9日以降のオフィシャルニュースにはオフィシャルマークを表示しています。
◆オフィシャルニュース以外のニュースは、経済誌、各種メディアからの情報を翻訳したものです。
※正式なニュースはオフィシャルニュースにてご確認ください。
※免責事項については画面右上MENU内の「◆免責事項」をお読みください。