ファム・ミン・チン首相は、16日に開かれた「ベトナム経済サミット2025」の全体会議で演説し、「ベトナムの2桁の経済成長率目標にはしっかりとした基盤があり、余地もあり、十分に実現可能だ」と断言した。
2025年のベトナム経済は回復力を発揮した。国内総生産(GDP)成長率は世界的にも高い+8%超に達し、経済規模は約5100億USD(約79兆3000億円)となり、世界32位に立つ見通しだ。
マクロ経済は安定し、インフレは抑制され、収支バランスは確保されている。公的債務と財政赤字は許容範囲を下回る水準で管理されている。世界的にインフレが進む中、ベトナムは2021~2025年にかけて効果的にインフレを抑制してきた。
チン首相は、2030年までに近代産業を持つ高中所得の発展途上国に、2045年までに高所得の先進国になるという2つの戦略目標の達成に引き続き取り組むとし、科学技術やイノベーション、デジタルトランスフォーメーション(DX)、グリーントランスフォーメーション(GX)が、ベトナムの急速かつ持続可能な発展をけん引するとの考えを示した。
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