東南部地方ビンズオン省人民委員会傘下の工業団地開発大手ベカメックスIDC[BCM](Becamex IDC)は8日、同社がビンズオン省で開発した複合施設「WTCタワー(WTC Tower)」の入居企業や不動産仲介会社などとの間で事業提携契約を締結した。同施設は近く開業する。
事業提携先には、ハイランズ・コーヒー(Highlands Coffee)、GS25、ザ・カップコーヒー(The Cup Coffee)、ロープラス(Ro Plus)、フォー・サムゴックリン(Pho Sam Ngoc Linh)、ベトナム郵便通信グループ(Vietnam Posts and Telecommunications Group=VNPT)、ベトコムバンク・ビンズオン支店、ホームネクスト(Home Next)、コリアーズ(Colliers)、CBリチャードエリス(CBRE)などが含まれる。
WTCタワーはビンズオン新都市内に建設され、地上30階・地下2階建て。延べ床面積は6万1135m2で、オフィス、コンベンションセンター、ショッピングモールなどを併設する。オフィスエリア内にはコワーキングスペースを設置し、スタートアップ企業や小規模企業の事業展開をサポートしていく。
ビンズオン省の省都であるトゥーザウモット市の一部と、隣接する行政区の一部にまたがり開発されているビンズオン新都市は、トゥーザウモット市に代わって同省の新たな中心部になるものと期待されている。中でも、WTCタワーの付近には、都市鉄道(メトロ)駅のほか、多目的スポーツセンターなど多くの施設が整備される見通しだ。
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