地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下のビン・ビッグデータ研究所(VinBigData)は、ベトナム語の人工知能(AI)チャットボット「ViGPT」をローンチした。
「ViGPT」は、米国のAI研究所であるオープンエーアイ(OpenAI)が2022年に発表した対話型AIチャットボット「ChatGPT」を模範として開発したもの。
「ViGPT」は、さまざまな分野の洗練されたベトナム語データ600GB以上が含まれる。ベトナム語をよく理解でき、ベトナムの法律や歴史、文化、有名人、景勝地、地域の特産品などに関する豊富な知識を有する点が特徴だ。
一般ユーザー向けのバージョンは、2023年12月27日から2024年1月10日までの15日間にウェブサイトから登録した先着1000人が、無料トライアルを利用することが可能。無料トライアル終了後は、フィードバックなどを踏まえて調整し、利用需要がある非営利団体に無料で提供する。
一方、企業向けバージョンは、「ViGPT」が企業や政府機関向けのマルチモーダル生成AIプラットフォーム「VinBase 2.0」に搭載される形となる。経営やマーケティングの効率化、顧客サービスやリスク管理の改善につながるものと期待される。
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