
24日の株式市場は、長期休暇を前にした利益確定売りが優勢となり、ホーチミン証券取引所(HSX)のVNインデックス、ハノイ証券取引所(HNX)のHNXインデックスともに反落して取引を終えた。
全体的に様子見姿勢が強まる中で売買代金も減少し、特に大型株の下落が相場全体の重しとなった。
ホーチミン市場の動向と要因
HSXのVNインデックスは前日比▲17.07ポイント(▲0.91%)下落し、1853.29ポイントで引けた。売買代金は19兆3479億VND(約1170億円)となり、前日から▲33.9%の大幅な減少となった。連休を控えたポジション調整の売りが広がり、インデックスは一時1850ポイントを割り込んだものの、終盤に押し目買いが入り下げ幅を縮小した。
下落に大きく寄与した銘柄として、ビンホームズ[VHM]が▲5.23%、ベトコムバンク[VCB]が▲3.50%、ビングループ[VIC]が▲1.12%と大きく値を下げ、これら3銘柄だけで指数を14ポイント以上押し下げた。
VN30構成銘柄でも売りが目立ち、サイゴンビール・アルコール飲料[SAB]が▲2.49%、ビンパール[VPL]が▲2.40%、ベトナム投資開発銀行[BID]が▲2.04%下落した。
一方で、ベトジェットエア[VJC]が+3.20%、テクコムバンク[TCB]が+2.85%、ベトナムゴム工業グループ[GVR]が+2.30%と上昇し、相場を下支えした。
海外投資家はHSXで約1兆9350億VND(約117億円)の大幅な売り越しとなり、直近7営業日で最大の売り越し額を記録した。
特にFPT情報通信[FPT]が約4165億VND(約25億円)、アジアコマーシャル銀行[ACB]が約2785億VND(約17億円)売り越された。
ハノイ市場の動向
HNXインデックスは前日比▲1.28ポイント(▲0.51%)下落し、251.95ポイントで取引を終えた。売買代金は1兆2756億VND(約77億円)だった。
サイゴンハノイ証券[SHS]やベトナム工業団地都市開発[IDC]などが小幅に下落した一方で、CEOグループ[CEO]やペトロベトナム・テクニカル・サービス[PVS]などが上昇した。
AAVグループ[AAV]は▲10.0%のストップ安まで売り込まれた。
今後の見通し
VNインデックスが過去最高値である1900ポイント付近に接近する中、専門家は相場の調整リスクを指摘している。不動産セクターや直近で急騰した投機性の高い銘柄は下落圧力を受けやすいと予想されている。一方で、銀行株などのファンダメンタルズが強固な大型株や、バリュエーションが比較的割安な水準にある証券株は下落への耐性が高いと評価されている。1~3月期の決算発表シーズンを通過し、長期休暇で材料が乏しい期間を迎えるため、投資家はより慎重な姿勢を強めると見込まれる。
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