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市場概況

07/15:主力株急落でVN指数反落、PNJストップ安 海外リスクが重し FREE

[2026-07-15 19:43 JST更新]
  
  




 15日のベトナム株式市場は、海外市場の不穏な動きを背景とする投資家の警戒感から売りが優勢となり、主要インデックスが揃って反落した。

 ホーチミン証券取引所(HSX)のVNインデックスは1800ポイントの大台を割り込み、ハノイ証券取引所(HNX)のHNXインデックスも反落して取引を終えた。不動産や金融、ITなどの主力株を中心にほぼ全面安の展開となった。

インデックスと売買代金の動向

 VNインデックスは前日比▲24.51ポイント(▲1.36%)下落の1782.12で引けた。HSXの売買高は6億0736万7371株、売買代金は15兆4690億5800万VND(約950億円)となった。朝方から売りが先行し、午後に入ると安値圏で売り圧力がさらに強まる展開となった。

 HNXインデックスは前日比▲6.27ポイント(▲2.11%)下落の291.07となった。HNXの売買高は5690万4553株、売買代金は9224億5300万VND(約57億円)であった。

大型株とセクター別の動き

 IT大手のFPT情報通信[FPT]が▲4.98%安の6万6800VNDと急落して指数を押し下げた。金融株ではVPバンク[VPB]が▲2.64%、テクコムバンク[TCB]が▲2.17%下落した半面、アジアコマーシャル銀行[ACB]は+1.09%上昇した。

 不動産株ではビンホームズ[VHM]が▲3.41%、ビンコムリテール[VRE]が▲3.13%下落した。また、元子会社役員の起訴報道に揺れるフーニュアン・ジュエリー[PNJ]は売り注文が殺到し、▲6.93%とストップ安を記録して反落した。

海外投資家の動向と今後の見通し

 海外投資家はHSXで約9690億VND(約59億円)の売り越しとなった。個別では、FPT情報通信[FPT]を約3460億VND(約21億円)売り越した半面、ホアファットグループ[HPG]を約1390億VND(約8億5000万円)買い越した。

 今後の見通しについて証券会社は、短期的には1780から1800ポイントの下値支持線を下回ったことで、さらなる調整リスクを指摘している。当面は200日移動平均線(MA200)付近である1770ポイント前後での下げ止まりを試す展開が想定される。

 前日の14日には、銀行やエネルギー関連、小売セクターの主力株に自律反発を狙った押し目買いが入り、インデックスは4日ぶりに反発していた。特に前日急騰したフーニュアン・ジュエリー[PNJ]だったが、本日はストップ安を記録するなど地合いの悪化が目立つ。短期的にはマージンコールの発生懸念やマクロ要因の不確実性が意識されやすく、リスク管理を優先した慎重な姿勢が求められる。


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