首相が金利上限を維持することは要求しないと決定した直後から、ある銀行では直ちに金利を12%にすることを発表した。一方、ベトナム銀行協会(VNBA)で取り決めた上限金利は年利11%であり、この取り決めが無効とされる可能性が指摘されている。、VNBAのズオン・トゥ・フオン総書記は、いくつかの銀行に失望していると語った。以下はフオン総書記へのインタービューである。
質問) 首相が上限金利を維持しないと決定した後、VNBAは会員にどのような通達を出しましたか?
フオン女史) 上限金利を維持しないという決定はありましたが、そのためにVNBAの取り決めを破棄するというわけではありません。銀行が合理的な上限利率で合意すれば、政府が干渉する必要はないということを意味しているといえるでしょう。
質問) VPバンク(Ngan hang Thuong mai Co phan cac Doanh nhiep ngoai Quoc doanh)が年利を12%に引き上げることを発表しましたが、VNBAは11%を維持していくことができるでしょうか?
フオン女史) ほとんどの会員は年利11%を承認しています。自分に都合の良いことばかりを考え、仲間はずれになるような人が、困難な状況に陥っても、手をさしのべてくれる人は誰もいないのではないでしょうか。サイゴンハノイ商業株式銀行(サハバンク=SHB)(Ngan hang thuong mai co phan Sai Gon-Ha Noi)が年利12%の3兆ドン(約191億800万円)の短期債権の発行を一時的に中止する、という報告を受け取ったところです。
質問) 銀行では資金が不足していますが、年利11%というのは低い設定(特にインフレ率に比べて)であり、資金が他のチャンネルに流れてしまっていると嘆いている銀行も多く見受けられますが、それをどうご覧になっていますか?
フオン女史) いくつかの銀行と会談しましたが、年利11%でも資金を調達できています。小さい銀行でも1,000億ドン程度、ベトナム投資開発銀行(BIDV)では2兆ドン程度になっています。外貨や金市場が魅力的になっているため、それに投資しようとしている人が増えていますが、預金をしない理由が金利が低いからということばかりではないでしょう。
質問) 金利引上競争がする再燃した場合、VNBAではどんな行動を取りますか?
フオン女史) 我々は特に何もしません。合意を一方的に無効にする銀行は、業界の人の前で恥をかくということになるのではないでしょうか。国家中央銀行も次の上限という設定は行わないでしょう。銀行がお互いに同意すること、それがまず大切になるのではないでしょうか。