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バンブー航空、米国直行便の往復運賃1300USDを検討 完全無料ニュース

[2019/08/06 08:01 JST更新]


(C) baodautu 写真の拡大

急成長中の新興不動産会社、FLCグループ[FLC](FLC Group)が全額出資するバンブー航空(Bamboo Airways)は、遅くとも2021年1-3月期までにホーチミン発ロサンゼルス行きの米国直行便を就航する計画だ。

FLCのチン・バン・クエット会長によると、早ければ2020年1-3月期にも運航を開始する。ロサンゼルスが位置する米国カリフォルニア州は、在住ベトナム人の人口が200万人に上るため、ホーチミン発ロサンゼルス行きの路線は高い需要を見込める。

ホーチミン市のタンソンニャット国際空港からロサンゼルス国際空港までは飛行距離1万2000km余りで、所要時間は時期によって15~17時間になる見通しだ。

クエット会長は経営戦略について、発注先から機材を受領するまでは外部からボーイング787-9型機1機を借り受けるとしている。運賃については、往復航空券の販売価格を1100USD(約12万円)に設定した場合、毎月▲130億VND(約▲6100万円)の赤字になる見込み。

定時運航率や安全性の確保などにより信頼を獲得できれば、販売価格を+100~200USD(約1万1000~2万2000円)引き上げる。販売価格を1300USD(約14万2000円)とすれば、月に80億VND(約3700万円)の利益になるという。

クエット氏は、「販売価格を1300USDに引き上げても、日本航空(JAL)やキャセイパシフィック航空(Cathay Pacific Airways)よりも安い」と自信を見せた。一方、ボーイング787-9型機ではなくエアバスA350型機を借り受けた場合、1か月の利益は280億VND(約1億3000万円)になる見通しだ。

なお、期待通りに集客ができなければ、運航頻度を減らし、経由便なども検討するという。


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チャート提供元:VNダイレクト証券(VNDirect Securities Corporation, VNDS)

  
  
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