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16年のM&A取引額は53億USD、不動産案件が活性化 完全無料ニュース

[2017/01/12 13:39 JST更新]


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  買収・合併・提携研究所(IMAA)によると、2016年にベトナムで実施されたM&A(合併・買収)の取引件数は前年比+15%増の611件で、取引総額は前年とほぼ同じ53億USD(約6150億円)、1件当たりの平均取引額は800万~900万USD(約9億3000万~10億4000万円)だった。

  中でも不動産分野に関するM&Aが活性化しており、主な大型M&A案件5件が取引総額全体の24.5%にあたる13億USD(約1510億円)を占めた。不動産分野の大型案件5件は以下の通り。

◇韓国系ミラエ・アセット証券(Mirae Asset Securities)及びAON BGN:ハノイ市ナムトゥーリエム区にある72階建てのベトナム最高層ビル「京南ハノイランドマークタワー(Keangnam Hanoi Landmark Tower)」を3億8250万USD(約444億円)で買収。

三菱商事株式会社(東京都千代田区):大規模複合施設「ザ・マナー・セントラル・パーク(The Manor Central Park)を開発する地場大手不動産デベロッパーのビテクスコ・グループ(Bitexco Group)との合弁会社の株45%を3億USD(約348億円)で取得。

◇シンガポール系ケッペルランド(Keppel Land):ホーチミン市2区トゥーティエム新都市区における大規模複合開発案件「エンパイア・シティー(Empire City)」の投資主エンパイア(Empire)の株40%を2億3485万USD(約272億円)で取得。

シンガポール系メープルツリー・インベストメント(Mapletree Investments):ホーチミン市1区の複合施設「クムホ・アシアナプラザ・サイゴン(Kumho Asiana Plaza Saigon)」を2億1500万USD(約250億円)で買収。

クリードグループ(東京都新宿区):アンザー不動産開発投資(An Gia Real Estates Investment and Development Corporation)の各案件に2億USD(約232億円)を出資。


  
  
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