会員ログイン ID   パスワード

新規会員登録    パスワード確認     IDとパスワードを記憶させる
ベトナム株情報 > ベト株ニュース > セレクト > 証券銘柄にまだ魅力はあるのか?(2)

ベト株ニュース - セレクト

証券銘柄にまだ魅力はあるのか?(2)

[2008/04/14 JST更新]

2) 証券会社は何に依って立つべきか?

 まず、多くの証券会社は株式売却金額の先払いサービスを提供している。このうち、一部の証券会社は一日0.04%(月利12%)という手数料を適用している。一方、このサービスを証券会社が提供できるようにするために、銀行が貸し付けている資金の金利は、月利1.5%(年利18%)程度である。

 2つ目は証券担保による貸付である。この事業から取得される総利益のうち、資金供給機関(銀行)は6~10%を証券会社へ払い戻す。よって、証券会社は活発なブローカー業務からは、手数料収入が望めなくても、こうした2つの業務から利益を上げるチャンスは大きく残されている。

 もう一つ、証券会社が大きな収益を上げることができる理由に、株式を割安な価格で買えるということがある。ある証券会社は、企業の株式上場、及び株式競売をコンサルティングしている間に、優良企業を発見する。その場合どうするか。この証券会社は、その企業へ投資する側に回ることを決めるのだ。コンサルティング契約を他の証券会社に任せて、その手数料は受取らないことにする。しかし、証券会社がその企業へ十分にサポートを行えば、割安な価格で株式を手に入れることができるのである。後になって、その企業が上場し、株価が大きく上昇する時に、証券会社は法律に違反せずに大きな利益を上げることができる。

 証券会社の経営は、市場要素、政策・制度の制限等によって困難な状況となり、証券銘柄の魅力も失われて来ている。1年前には、多くの証券会社が設立されて間もなく、まだ活動もろくにしていないのもかかわらず、株価は額面価格の5~7倍に上昇していた。バオベト証券(銘柄コード:BVS)とサイゴン証券(銘柄コード:SSI)という上場銘柄の株価は、額面価格の20倍以上にも上昇した(BVS株は60倍以上に達した時点もあった)。

 現在、上位証券会社の利益が減少したという発表もまだないが、株価は既に大きく下落している(50%以上)。多くの未上場の証券銘柄の株価は、1万~2万台程度になっている。半年前には証券銘柄の株価は低くても4万台程度はあった。どの銘柄でも証券銘柄であれば「お金を印刷できる機械」のごとく考えられていた時代は終焉したのである。

 現在、投資家は証券会社の将来を慎重に評価している。

(終)

*関連ニュース:
証券銘柄にまだ魅力はあるのか?(1)