1) ホーチミン市場(HOSE)
VN-Indexは6.78ポイント(2.08%)下落し、318.96ポイントで終えた。売買高・売買代金は共に増加した。第1節から大きく下げたが、割安感から買いが入り下げ幅を縮めた。安値ラインのサポートは厚く、基準金利引き下げなど好材料も出ている。週末の米相場次第か。
株価:前営業日比で30銘柄が上昇、104銘柄が下落した。
時価総額上位銘柄では、STB、PVF、PPC、SJSが4%を超えて下落した。VPL、DHG、TNC、REEが小幅上昇。SSIは変わらずだった。
STBの商いが420万株強。市場全体の24%程度を占めた。
上昇が目立ったのは、PMS、TNA、HBD、BPC、TMC、LGC、BHSなどだった。
海外投資家は取引を拡大し、大きく売り越した。
2) ハノイ市場(HASTC)
HASTC-Indexは2.59ポイント(2.43%)下落し、103.9ポイントで引けた。売買高・売買代金共に縮小した。
株価:前営業日比で33銘柄が上昇、下落したのは103銘柄に上った。
時価総額上位銘柄はほぼ全面安の展開。ただし大幅に下落したのは、KBC、VCG、VSP、NTP程度であった。TBCの上昇が目に付いた。
NPSはストップ高を続けている。6%以上上昇したのはNPSの他、LUT、MMC、BTH、SGDの5銘柄。
初日が3銘柄あった。それぞれの平均株価・売買高は、TCS2万4,500ドン・7万3,200株、TDN2万9,300ドン・1万3,400株、MKV1万5,300ドン・14万3,400株であった。
海外投資家は、取引量を増加させつつ、売り越した。
※株価調整のあった銘柄:SJM・現金配当(額面比10%)、TBC・現金配当(額面比6%)、PVI・現金配当(7%)