1) ホーチミン市場(HOSE)
VN-Indexは8.59ポイント(2.68%)下落し、311.74ポイントで終えた。売買高は大きく変わらず、売買代金は増加した。11月の全国CPIも反応薄。第1節では小幅に留まっていた下げもその後次第に拡大。52週安値も大きく更新した。金融銘柄が総じて安かった。PPC・保険問題も重しに。
株価:前営業日比で26銘柄が上昇、129銘柄が下落した。
時価総額上位銘柄はほぼ全面安の展開。STB、PVF、FPT、PPC、VSHなどが4%を超えて下落した。ITA、GMDは小幅上昇した。PVDは変わらず。
STBが200万株強の商い。ただし、FPT60万株強、HPG40万株弱と全体では薄い商いが目に付いた。売買高上位銘柄の大幅下落も目立った。
TSC、LGC、BT6なども大幅下落した。HSI、DNP、SFC、ALT、NKDなどは上昇した。
海外投資家は取引を縮小させつつ、売り越しを続けた。
※株価調整のあった銘柄:SSI・現金配当(額面比10%)、VNM・現金配当(額面費19%)、BMP・現金配当(額面比10%)、DMC・現金配当(額面比:10%)、CLC・現金配当(額面比:20%)、SJ1・現金配当(額面比:8%)、PAC・現金配当(額面比:7%)、BMC・現金配当(額面比:10%)、CAN・現金配当(額面比:12%)、TTP・現金配当(額面比8%)、TTC・現金配当(額面比:5%)、UIC・現金配当(額面比:10%)
2) ハノイ市場(HASTC)
HASTC-Indexは5.68ポイント(5.40%)下落し、99.56ポイントで引けた。売買高・売買代金共に増加した。
株価:前営業日比で27銘柄が上昇、117銘柄が下落した。
時価総額上位銘柄は全面安。PVS、PVI、VCG、BVS、NTP、VSPなどが5%以上下落した。VNRとTBCは変わらずだった。
配当の権利落ち日を迎えたNPSだったが、今日もストップ高した。その他、CTC、VBH、KMF、SDSなどが上昇した。
海外投資家は、取引量を増加させつつ、売り越しを続けた。
※株価調整のあった銘柄:NPS・現金配当(額面比40%)