1) ホーチミン市場(HOSE)
VN-Indexは、7.98ポイント(3.03%)下落し、255.09で終えた。売買高・売買代金は共にほぼ変わらなかった。世界的な株安もあり、第1節から安値圏での展開。第3節では僅かに戻したが、主力銘柄を中心に全面安の展開が続いた。6営業日続けて52週安値を更新、心理的節目の250レベルが目前となった。
株価:前営業日比で上昇したのは15銘柄、138銘柄が下落した。
時価総額上位銘柄は全面安。サコムバンク(STB)、サイゴン証券(SSI)、ハウザン製薬(DHG)、タンタオ工業団地(ITA)などはストップ安した。
122万株余りと最も取引されたのはSTB。SSI、ベトファンドマネジメント1(VFMVF1)、577投資(NBB)などがこれに続いた。NBBの上場初日の終値は2万1,600ドン。取引基準株価からはストップ安した。売買高は56万株強だった。
こうした中で、チベコ飲料(TRI)とフルパワー(FPC)は4%超上昇した。
海外投資家はペトロベトナム化学肥料(DPM)、ビナミルク(VNM)、ファーライ火力発電(PPC)、トゥドゥック住宅(TDH)などに買いを入れた。一方NBB、ナムベト水産(ANV)には大きな売りを入れた。
2) ハノイ市場(HASTC)
HASTC-Indexは3.39ポイント(3.85%)下落し、84.62で引けた。売買高・売買代金は僅かに増加した。
株価:前営業日比で、24銘柄が上昇、113銘柄が下落した。
時価総額上位銘柄は全面安。キンバック都市開発(KBC)、ペトロベトナム保険(PVI)、ブッソンセメント(BTS)、ビナコネックス総公社(VCG)などが大幅に下落した。
ザライ文化旅行(CTC)、482(B82)、大学専門学校図書(HEV)、ビネコ鉄鋼(SSM)、第18リコジ(L18)が6%超上昇した。
海外投資家は第11ソンダ(SJE)、PVI、キムロン証券(KLS)、第7ソンダ(SD7)に大きく売りを入れた。一方、ビナコネックス(VCG)、TNG貿易(TNG)、ビナシン投資石油運輸(VSP)へは買いを入れた。