1) ホーチミン市場(HOSE)
VNインデックスは、16.07ポイント(3.15%)下落し、.493.52で終えた。売買高・売買代金は共に増加した。第1節で4ポイント弱の下げに留まっていたが、第2節で大幅に下落した。一時は盛り返したが、再び戻り待ちの売りが入った。インデックスは500を割り込んで、今日の安値近くで引けた。海外投資家は久しぶりに買い越した。
株価:前営業日比で37銘柄が上昇、125銘柄が下落した。
時価総額上位銘柄で上昇したのは、ペトロベトナムファイナンス(PVF)とホーチミン市証券(HCM)とハウザン製薬(DHG)程度だった。4%超下落したものも少なくなかった。
STBは今日も1,400万株を超える大商い。ベトナムブルーチップファンド(VFMVF4)、PVF、サイゴン証券(SSI)なども活発に取引された。
こうした中、ファンド証券4銘柄はいずれもストップ高した。ソナデジロンタイン(SZL)、ダナンゴム(DRC)、577投資(NBB)などがストップ高した。
海外投資家が大きく買いを入れたのは、ペトロベトナム化学肥料(DPM)、PVF、ホーチミン市インフラ投資(CII)など。一方、大きく売りを入れたのはPPC。ペトロベトナムドリリング(PVD)やSTBへも売りを入れた。
2) ハノイ市場(HASTC)
HASTCインデックスは7.12ポイント(3.89%)下落し、175.8で引けた。売買高・売買代金は僅かに縮小した。
株価:前営業日比で、35銘柄が上昇、160銘柄が下落した。
1兆ドン以上の時価総額上位銘柄は全面安。6%超下落したものも多かった。
商いが多かったのはACB銀行、サハバンク(SHB)、ビナコネックス総公社(VCG)、キムロ証券(KLS)、ベトナムダバコ(DBC)など。売買高上位で上昇したのは、ベトドゥック鋼管(VGS)程度だった。
ホーチミン市場から上場変更し、今日から取引をスタートさせたサイゴンマリタイム(SHC)とPPビンズオンパッケージ(HBD)は共にストップ高した。
海外投資家は大幅に買い越した。SHBへは240万弱の買いを入れた。その他、ペトロベトナム技術サービス(PVS)やキンバックシティーグループ(KBC)へも買いを入れた。一方、DBC、ビムソンセメント(BCC)、ハイフォン証券(HPC)、VCGへは売りを入れた。