1) ホーチミン市場(HOSE)
VNインデックスは、19.56ポイント(4.27%)下落し、.438.55で終えた。売買高・売買代金共に縮小した。第1節から16ポイント弱下落した。一時下げ幅は20ポイントを超えた。買い注文が少なく、商いは一段と縮小した。海外投資家は取引を増やしつつ、僅かながら買い越した。
株価:前営業日比で2銘柄のみが上昇、160銘柄が下落した。143銘柄がストップ安した。
時価総額上位銘柄は全面安。下げ幅が4%を超えなかったのは、ファーライ火力発電(PPC)やヴィンソン-ソンヒン水力発電(VSH)程度だった。ペトロベトナムドリリング(PVD)は変わらずだった。
商いが大きかったのは、サイゴン証券(SSI)、ホアファット(HPG)、ペトロベトナム化学肥料(DPM)など。
上昇したラムソン製糖(LSS)と水産投資(ICF)は共にストップ高した。
海外投資家が大きく買いを入れたのは、HPG、DPM、PPC、ペトロベトナム運輸(PVT)、SSI、ホアン・アイン・ザー・ライ(HAG)などだった。一方、DPM、HPG、PPC、PVDなどへは買いを入れた。
※株価調整のあった銘柄:フオンナム文化(PNC)・配当(額面比4%)、無償増資(株式割当25対6)
2) ハノイ市場(HASTC)
HASTCインデックスは9.43ポイント(5.94%)下落し、149.23で引けた。売買高・売買代金共に大きく変わらなかった。
株価:前営業日比で、11銘柄が上昇、185銘柄が下落した。平均株価で110銘柄がストップ安した。
1兆ドン以上の時価総額上位銘柄で全面安。下げ幅も大きかった。
商いが大きかったのはACB銀行、ビムソンセメント(BCC)、キンバックシティグループ(KBC)、キムロン証券(KLS)などだった。
海外投資家は売り越した。大きく売りを入れたのはティエンフォンプラスチック(NTP)、ペトロベトナム技術サービス(PVS)など。一方BCC、バオベト証券(BVS)、KBCへは買いを入れた。