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ベトナム企業、経済ニュースの「ベトナム株・経済情報」

1)　ホーチミン市場(HOSE)

　VNインデックスは、0.16ポイント(0.03％)上昇し、556.75で終えた。売買高・売買代金共に大幅に増加した。4営業日続伸し、僅かながら年初来高値、そして52週高値を更新した。方向感のない展開となったが、そのために商いは一段と膨らみ、売買代金は過去最多を更新した。海外投資家は売り越しを続けた。

　株価：前営業日比で59銘柄が上昇、95銘柄が下落した。

　時価総額上位銘柄は、下落したものがやや優勢だった。ホアン・アイン・ザー・ライ(HAG)、サイゴン証券(SSI)、ソンダ工業団地(SJS)、DIC総公社(DIG)などがストップ高した。一方ビナミルク(VNM)はストップ安した。

　サコムバンク(STB)、SSI、サコム通信ケーブル(SAM)、HAG、リー冷蔵電気(REE)、ベトファンドマネジメント1(VFMVF1)などが活発に取引された。

　証券・セメント・ゴム加工・木材加工・新規上場銘柄などが高かった。

　海外投資家は売り越した。SJS、ヴィンソン-ソンヒン水力発電(VSH)、DIG、ホアセン(HSG)、STBなどへ売りを入れた。一方ファーライ火力発電(PPC)、ペトロベトナム化学肥料(DPM)、ベオインバンク(CTG)、ビンチャイン建設投資(BCI)などへは買いを入れた。


2)　ハノイ市場(HNX)

　HNXインデックスは1.45ポイント(0.84％)上昇し、173.28で引けた。売買高・売買代金共に増加した。

　株価：前営業日比で、115銘柄が上昇、85銘柄が下落した。

　1兆ドン以上の時価総額上位銘柄は高安まちまち。ビナコネックス総公社(VCG)、ビムソンセメント(BCC)、ブッソンセメント(BTS)、ホアンマイセメント(HOM)は大幅上昇した。

　金融関連銘柄では、証券が小高く、保険は小安かった。

　海外投資家は売り越した。BCC、ペトロベトナム技術サービス(PVS)、サハバンク(SHB)、VCGなどへ売りを入れた。一方、BCCへは31万株超買いを入れた。BTS、PVS、アンザンコーヒー(AGC)などへは買いを入れた。