1) ホーチミン市場(HOSE)
VNインデックスは、0.74ポイント(0.13%)下落し、582.11で終えた。売買高・売買代金共に増加し、売買代金は過去最多を大幅に更新した。海外投資家は売り越しを続けた。
株価:前営業日比で84銘柄が上昇、65銘柄が下落した。
時価総額最上位銘柄では、高安まちまちだった。ビナミルク(VNM)、ホアン・アイン・ザー・ライ(HAG)、ソンダ工業団地(SJS)などが大幅安だった。一方、DIC総公社(DIG)、ビンコム(VIC)、リー冷蔵電気(REE)などはストップ安した。
STB、ベトファンドマネジメント1(VFMVF1)、REE、サイゴン証券(SSI)、ベトナムブルーチップファンド(VFMVF4)などの取引が活発だった。
鉱業・製糖などが高い。製菓などは安かった。
海外投資家は売り越した。VNMへは66万株強売りを入れた。総合フォワーディング(GMD)、ホアファット(HPG)、REE、FPTなどへも売りを入れた。一方ビタコタンカー(VTO)、GMD、タンタオ工業投資(ITA)、ベトナム石油運輸(VIP)、FPTなどへは買いを入れた。
※株価調整のあった銘柄:SJS・配当(額面比15%)
2) ハノイ市場(HNX)
HNXインデックスは1.45ポイント(0.81%)上昇し、181.03で引けた。売買高・売買代金共大幅に増加した。
株価:前営業日比で、153銘柄が上昇、81銘柄が下落した。
1兆ドン以上の時価総額上位銘柄はほぼ全面高の展開。ビナコネックス総公社(VCG)、キンバックシティグループ(KBC)、ペトロベトナム建設総公社(PVX)、バオベト証券(BVS)、キムロン証券(KLS)、サイゴンハノイ証券(SHS)などが大幅高だった。下落したのは、ホアンマイセメント(HOM)のみ。ビナシン投資石油運輸(VSP)は変わらずだった。
金融関連銘柄も全面高。ソンダ・ビナコネックス・リラマ銘柄の高値が目立った。
海外投資家は買い越した。ペトロベトナム技術サービス(PVS)、VCG、ビムソンセメント(BCC)、KLSなどへ大きく買いを入れた。一方、SHS、PVS、VCGへは売りを入れた。