1) ホーチミン市場(HOSE)
VNインデックスは、8.06ポイント(1.4%)上昇し、582.84で終えた。売買高・売買代金共に縮小した。第1節は続落してスタート。第2節も方向感のない展開となったが、第3節にかけて上昇し、最後は今日の高値で引けた。なった。海外投資家は売り越しを続けた。
株価:前営業日比で100銘柄が上昇、47銘柄が下落した。
時価総額上位銘柄では、上昇したものが優勢だった。サコムバンク(STB)、ソンダ工業団地(SJS)、キンド食品(KDC)、リー冷蔵電気(REE)がストップ高した。ホアファット(HPG)、ペトロベトナムドリリング(PVD)、総合フォワーディング(GMD)などが小幅下落した。
STBが1,500万株を超える大商いだった。ベトファンドマネジメント1(VFMVF1)、REE、サイゴン証券(SSI)、ビタコタンカー(VTO)、ペトロベトナム総合サービス(PET)などの取引も活発だった。
海外投資家は売り越した。FTP、KDC、ペトロベトナム化学肥料(DPM)、ビナミルク(VNM)、タンタオ工業投資(ITA)などへ売りを入れた。一方DPM、FPT、STB、ITA、PVDなどへ買いを入れた。
2) ハノイ市場(HNX)
HNXインデックスは2.70ポイント(1.49%)上昇し、183.47で引けた。売買高・売買代金は共に大きく変わらなかった。
株価:前営業日比で、110銘柄が上昇、85銘柄が下落した。
1兆ドン以上の時価総額上位銘柄は高安まちまちだった。大幅に上昇したのはビナシン投資石油運輸(VSP)。銀行銘柄は小高く、ビナコネックス総公社(VCG)は続伸した。ペトロベトナム銘柄は安かった。
ビナコネックス銘柄では続伸したものが多かった。
海外投資家は大きく売り越した。ペトロベトナム保険(PVI)、VCG、ホアンマイセメント(HOM)、キムロン証券(KLS)、ペトロベトナム技術サービス(PVS)などへ売りを入れた。
※株価調整のあった銘柄:シムコソンダ(SDA)・配当(額面比10%)