1) ホーチミン市場(HOSE)
VNインデックスは、0.57ポイント(0.1%)上昇し、582.59で終えた。売買高・売買代金共大幅に増加、売買代金は9月23日に続いて4兆ドンを超えた。第1節では様子見ムードが強かったが、第2節では今日の高値587.87をつけたが、前日の高値には届かず、その後利益確定の売りに押された。海外投資家は売り越しを続けた。
株価:前営業日比で95銘柄が上昇、61銘柄が下落した。
時価総額上位銘柄では、下落したものがやや優勢。大幅に下落したのは、キンド食品(KDC)、総合フォワーディング(GMD)など。サコムバンク(STB)、ビナミルク(VNM)、ペトロベトナムファイナンス(PVF)、DIC総公社(DIG)なども下落した。一方、ホアン・アイン・ザー・ライ(HAG)、ペトロベトナムドリリング(PVD)、などはストップ高した。サイゴン証券(SSI)、ソンダ工業団地(SJS)は変わらずだった。
STB、SSI、サコム通信ケーブル(SAM)、リー冷蔵電気(REE)、ベトファンドマネジメント1(VFMVF1)、HAGなどが活発に取引された。
海外投資家は売り越した。HAG、FPT、ホアファット(HPG)、ベトコムバンク(VCB)などへ売りを入れた。一方STB、FPT、ペトロベトナム化学肥料(DPM)、REE、VNMなどへは買いを入れた。
2) ハノイ市場(HNX)
HNXインデックスは0.65ポイント(0.35%)上昇し、185.08で引けた。売買高・売買代金共に縮小した。
株価:前営業日比で、151銘柄が上昇、52銘柄が下落した。
1兆ドン以上の時価総額上位銘柄では上昇したものが優勢。上昇したのはキンバックシティグループ(KBC)、キムロン証券(KLS)など。一方、いずれも小幅ながら、ペトロベトナム建設総公社(PVX)、ペトロベトナム保険(PVI)、ビナシン投資石油運輸(VSP)などが下落した。
金融関連銘柄ではハイフォン証券(HPG)が大幅高。全般に高かった。ソンダ・ビナコネックス銘柄では依然高いものが多い。
初日を迎えたペトロベトナムフオンドン旅行(PDC)の平均株価は2万2,800ドン、売買高は23万6,000株だった。
海外投資家は僅かに売り越した。バオベト証券(BVS)、PVI、ベトナムダバコ(DBC)などへ売りを入れた。一方、ペトロベトナム技術サービス(PVS)、タインホアビール(TBH)、ティエンフォンプラスチック(NTP)などへ買いを入れた。
※株価調整のあった銘柄:ビグラセラハロン(VHL)・有償増資(株式割り当て100対16.128、発行株価1万ドン)