1) ホーチミン市場(HOSE)
VNインデックスは、2.43ポイント(0.4%)下落し、607.11で終えた。売買高・売買代金共に減少したが、高い水準が維持された。第1節から小幅続落してスタートした。第2節は一時前日終値を上回ったが、戻り待ちの売りが入り、再び大きく下げた。第3節ではやや戻したが買いが入り、今日の安値近くで引けた。海外投資家は買い越した。
株価:前営業日比で82銘柄が上昇、84銘柄が下落した。55銘柄がストップ高した。
時価総額上位銘柄では下落したものが優勢だった。タンタオ工業団地(ITA)と、ファーライ火力発電(PPC)がストップ安した。一方、ホアン・アイン・ザー・ライ(HAG)、サイゴン証券(SSI)、FPTなどは2%超上昇した。ヴィエティンバンク(CTS)、ホアファット(HPG)は変わらずだった。
商いが最も膨らんだのはSSI。ベトファンドマネジメント1(VFMVF1)、ベトナムブルーチップファンド(VFMVF4)、ITA、サコム通信ケーブル(SAM)などの取引も活発だった。
初日を迎えたイントレスコ不動産(ITC)はストップ高し、6万6,000ドンで引けた。売買高は僅かに10株だった。タックバー水力発電(TBC)は上場変更した。
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海外投資家は買い越した。ITA、CTG、SSI、ベトコムバンク(VCB)などへ買いを入れた。一方、PPC、ホーチミン市インフラ投資(CII)、SAM、SSI、アルファナム(ALP)などへ売りを入れた。
2) ハノイ市場(HNX)
HNXインデックスは3.24ポイント(1.57%)上昇し、210.06で引けた。売買高・売買代金共に大きくは変わらなかった。
株価:前営業日比で、94銘柄が上昇、125銘柄が下落した。
1兆ドン以上の時価総額上位銘柄は下落したものが多かった。ベトナム国家再保険(VNR)は6%超下げた。サハバンク(SHB)、ヴィエティンバンク証券(CTS)、ホアンマイセメント(HOM)なども大幅安だった。一方ペトロベトナム建設総公社(PVX)は6%超上昇した・ビナコネックス総公社(VCG)、キンバックシティグループ(KBC)、ペトロベトナム保険(PVI)も上昇した。
VCG、KBC、SHB、キムロン証券(KLS)、PVXなどの取引が多かった。、
初日を迎えたソンダインフラ建設(SDH)の平均株価は4万9,500ドン、売買高は51万2,400株だった。
海外投資家は売り越した。VCGへは61万株強売りを入れた。KBC、ベトナムダバコ(DBC)へも10万株以上売りを入れた。一方、ペトロベトナム技術サービス(PVS)へは28万株弱買いを入れた。DBC、SHBへも15万株以上、KLSへは9万株強、それぞれ買いを入れた。