1) ホーチミン市場(HOSE)
VNインデックスは、9.47ポイント(1.56%)上昇し、616.58で終えた。売買高・売買代金共に増加した。第1節から大きく反発した。第2節では一時戻り待ちの売りに押されたが、再び勢いを取り戻すと、今日の高値近くまで値を戻した。海外投資家は売り越した。
株価:前営業日比で139銘柄が上昇、29銘柄が下落した。83銘柄がストップ高した。
時価総額上位銘柄では上昇したものが優勢だった。ホアン・アイン・ザー・ライ(HAG)、サイゴン証券(SSI)、タンタオ工業投資(ITA)などがストップ高した。一方、ベトコムバンク(VCB)、サコムバンク(STB)、バオベトグループ(BVH)、ペトロベトナムドリリング(PVD)、ファーライ火力発電(PPC)などは下落した。
商いが最も膨らんだのはSSI。ITA、STB、HAG、ベトファンドマネジメント1(VFMVF1)などの取引も活発だった。
2日目を迎えたイントレスコ不動産(ITC)はストップ高を続けた。売買高は今日も僅かに10株だけだった。
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海外投資家は売り越した。PPCへは62万株弱売りを入れた。ホーチミン市インフラ投資(CII)、ペトロベトナム運輸(PVT)、SSI、HAGなどへも売りを入れた。一方、HPG、第16リコジ(LCG)、ペトロベトナム化学肥料(DPM)、ヴィエティンバンク(CTG)などへは買いを入れた。
※株価調整のあった銘柄:ホアンロングループ(HLG)・配当(額面比5%)
2) ハノイ市場(HNX)
HNXインデックスは4.81ポイント(2.29%)上昇し、214.87で引けた。売買高・売買代金共に大きくは変わらなかった。
株価:前営業日比で、200銘柄が上昇、18銘柄が下落した。
1兆ドン以上の時価総額上位銘柄は全面高。ペトロベトナム建設総公社(PVX)、ペトロベトナム技術サービス(PVS)、ビナシン投資石油運輸(VSP)、第9ソンダ(SD9)などが6%超上昇した。ただし、ACB銀行、キムロン証券(KLS)、ヴィエティンバンク証券(CTS)は変わらずだった。
KLS、サハバンク(SHB)、キンバックシティグループ(KBC)、ビナコネックス総公社(VCG)などの取引が多かった。
海外投資家は売り越した。VCG、ベトナムダバコ(DBC)、KBCへはいずれも30万株超売りを入れた。一方、SHB、KBC、VCG、ビナコネックス高級タイル(VCS)などへは買いを入れた。