1) ホーチミン市場(HOSE)
VNインデックスは、18.37ポイント(3.06%)下落し、581.49で終えた。売買高・売買代金共大幅に増加した。第1節から2桁下落した後、第2節では一時24ポイント強下げた。第3節にかけて安値での買いが入り、戻して引けた。海外投資家は売り越した。
株価:前営業日比で16銘柄が上昇、158銘柄が下落した。
時価総額上位銘柄は全面安。上昇したのはビンパールランド(VPL)程度だった。
サコムバンク(STB)、サイゴン証券(SSI)、エクシムバンク(EIB)、ベトコムバンク(VCB)などが活発に取引された。
イントレスコ不動産(ITC)、タインコン縫製(TCM)、ベトナムM&E(MCG)、サイゴン縫製(GMC)、ソナデジロンタイン(SZL)、ダナンゴム(DRC)、ハナム鉱産(KSH)、チャウトイコンクリート(BT6)などはストップ高した。
海外投資家は売り越した。ペトロベトナム化学肥料(DPM)、VCB、SSI、ホアファット(HPG)、ソンダ工業団地(SJS)などへは売りを入れた。一方、ベトナム石油運輸(VIP)、EIB、ビナミルク(VNM)、第1ハティエンセメント(HT1)などへは買いを入れた。
2) ハノイ市場(HNX)
HNXインデックスは7.37ポイント(3.62%)下落し、196.14で引けた。売買高・売買代金共に増加した。
株価:前営業日比で、33銘柄が上昇、191銘柄が下落した。
1兆ドン以上の時価総額上位銘柄は大幅全面安だった。ビナコネックス総公社(VCG)、ペトロベトナム建設総公社(PVX)、バオベト証券(BVS)、キムロン証券(KLS)、ベトナム国家再保険(VNR)、ビナシン投資石油運輸(VSP)は6%超下落した。
ACB銀行、KLS、サハバンク(SHB)、キンバックシティグループ(KBC)などの商いが大きかった。
ソンダインフラ建設(SDH)、ドンナイプラスチック(DNP)、ベオ山石炭(NBC)などは大幅に上昇した。
海外投資家は売り越した。SHBへ200万株余り売りを入れた。KLSへも11万株強売りを入れた。一方KBCへは40万株余り買いを入れた。