1) ホーチミン市場(HOSE)
VNインデックスは、4.25ポイント(0.92%)上昇し、465.24で終えた。売買高・売買代金共大幅に増加した。第2節では取引中としては12月10日以来となる470をつけた。しかしその後利益確定の売りに押されて上げ幅は縮小した。海外投資家も商いを増加させ、再び買い越した。
株価:前営業日比で80銘柄が上昇し、94銘柄が下落した。
時価総額上位銘柄では高安まちまちだった。ただし銀行銘柄は安い。ホアン・アイン・ザー・ライ(HAG)、ビンコム(VIC)、ペトロベトナム銘柄、FPTなどが高い。
商いが活発だったのは、サコムバンク(STB)、エクシムバンク(EIB)、サイゴン証券(SSI)、HAG、ファーライ火力発電(PPC)など。
初日を迎えたビエンドン製薬(DVD)・ダットサイン(DXG)の終値は7万4,000ドン・4万8,000ドン、売買高は12万650株・1万110株だった。
海外投資家は一転買い越した。EIB、HAG、ベトナム石油運輸(VIP)、SSI、PPCなどへ買いを入れた。一方、ビナミルク(VNM)、PPC、ペトロベトナムドリリング(PVD)、HAG、ペトロベトナム化学肥料(DPM)などへは売りを入れた。VNMとPVDでは売り越した。
※株価調整のあった銘柄:冷蔵技術(SRF)・配当(額面比7%)、DIC総公社(DIG)・配当(額面比18%)、株式配当(株式割当7対3)、ドゥックタイン木材加工(GDT)・配当(額面比12.7%)
2) ハノイ市場(HNX)
HNXインデックスは0.83ポイント(0.55%)下落し、149.51で引けた。売買高・売買代金共に増加した。
株価:前営業日比で、159銘柄が上昇、76銘柄が下落した。
1兆ドン以上の時価総額上位銘柄では銀行が安く、証券は大幅高。ビナコネックス総公社(VCG)も高い。
キムロン証券(KLS)は650万株以上取引された。VCG、ACB、バオベオ証券(BVH)、ハイフォン証券(HPC)も活発に取引された。
初日を迎えたカントーサディコ(SDG)の平均株価は2万6,800ドン、売買高は1万1,700株だった。
海外投資家は買い越した。ペトロベトナム建設総公社(PVX)、ペトロベトナム技術サービス(PVS)などへ大きく買いを入れた。一方、KLS、BVSなどへは売りを入れた。