1) ホーチミン市場(HOSE)
VNインデックスは、10.91ポイント(2.25%)上昇し、495.36で終えた。売買高・売買代金共に増加した。相対取引も活発だったが、前日ほどではなかった。マクロ経済指標も順調であり、景気回復への期待から買いが優勢となった。年内最終日は500レベルを試すことになりそうだ。海外投資家は、売り越した。
株価:前営業日比で157銘柄が上昇し、18銘柄が下落した。
時価総額上位銘柄はほぼ全面高。ホアン・アイン・ザー・ライ(HAG)、バオベトグループ(BVH)、ソンダ工業団地(SJS)、ファーライ火力発電(PPC)などが大幅に上昇した。下落したのはビンパールランド(VPL)だけだった。
商いが活発だったのは、サコムバンク(STB)、タンタオ工業投資(ITA)、SJS、サイゴン証券(SSI)など。
銀行は小高い。証券・不動産は高かった。
初日を迎えたソンハインターナショナル(SHI)は取引基準株価からストップ高した。売買高は2万9,960株だった。
海外投資家は売り越した。ファーライ火力発電(PPC)、ペトロベトナム化学料(DPM)、SJS、STBなどへ売りを入れた。一方、SJS、PPC、トゥドゥック住宅(TDH)、ホアセン(HSG)、HAGなどへは買いを入れた。
2) ハノイ市場(HNX)
HNXインデックスは4.76ポイント(2.97%)上昇し、164.87で引けた。売買高・売買代金共大幅に増加した。
株価:前営業日比で、167銘柄が上昇、61銘柄が下落した。
1兆ドン以上の時価総額上位銘柄は全面高。サイゴンクイニョン鉱産(SQC)、ビナコネックス総公社(VCG)、ティエンフォンプラスチック(NTP)が大幅に上昇した。
商いが活発だったのはVCG、キムロン証券(KLS)、ハイフォン証券(HPC)、ペトロベトナム建設総公社(PVX)、ACB銀行など。
初日を迎えたベトミー医療設備(AMV)の平均株価は1万6,200ドン、売買高は14万500株だった。
海外投資家は買い越した。KLS、ウォールストリート証券(WSS)などへ買いを入れた。一方、ペトロベトナム技術サービス(PVS)へ大きく売りを入れた。