1) ホーチミン市場(HOSE)
VNインデックスは、12.44ポイント(2.33%)下落し、520.90で終えた。売買高・売買代金共更に増加した。第1節では7ポイント余り上昇してスタートした。しかし第2節に入ると利益確定の売りが優勢に。536レベルで下げ止まったかに見えたが、第3節にかけて再び売りの圧力が強まった。海外投資家は売り越した。
株価:前営業日比で39銘柄が上昇し、144銘柄が下落した。
時価総額上位銘柄は全面安の展開。ビナミルク(VNM)、ホアン・アイン・ザー・ライ(HAG)、マッサン(MSN)、ペトロベトナムファイナンス(PVF)、キンバックシティグループ(KBC)、ホアファット(HPG)、FPT、ソンダ工業団地(SJS)、タンタオ工業投資(ITA)などが大幅安。上昇したのはバオベトグループ(BVH)、サコムバンク(STB)程度だった。
商いが活発だったのは、STB、エクシムバンク(EIB)、イントレスコ不動産(ITC)、KBC、SSI、タイニンブルボン(SBT)など。SBTはストップ高した。
海外投資家は売り越した。ITC、サオタ食品(FMC)、TIE、ハナム鉱産(KSH)、ベトコムバンク(VCB)などへ売りを入れた。一方、EIB、KBC、ファーライ火力発電(PPC)、BVH、HAGなどへは買いを入れた。
2) ハノイ市場(HNX)
HNXインデックスは1.81ポイント(1.02%)上昇し、179.76で引けた。売買高・売買代金共増加した。
株価:前営業日比で、118銘柄が上昇、121銘柄が下落した。
1兆ドン以上の時価総額上位銘柄では高安まちまち。ビナコネックス総公社(VCG)、サハバンク(SHB)、ペトロベトナム建設総公社(PVX)、ビナシン投資石油運輸(VSP)などが上昇した。一方サイゴンクイニョン鉱産(SQC)、バオベト証券(BVS)、ティエンフォンプラスチック(NTP)、サイゴンハノイ証券(SHS)などが下落した。ACB銀行、ペトロベトナム技術サービス(PVS)は変わらず。
商いが活発だったのはVCG、PVX、キムロン証券(KLS)、VSP、ACBなど。ハノイ総合投資(SHN)やソンホン建設(ICG)は商いを伴って大幅に上昇した。
初日を迎えたホンハロンアン(HHL)の平均株価は2万5,300ドン、売買高は10万8,000株だった。
海外投資家は買い越した。ベトナム国家再保険(VNR)、KLSなどへ大きく買いを入れた。